桜秀蘭：
お疲れ様ですー。
今回は、『超昂閃忍ハルカ発売15周年』の記念企画として、こちらの記事で募集した
『「超昂閃忍ハルカ」について今だからスタッフに聞いてみたいこと』から質問を取り上げつつ、
「当時の事を思い出しつつハルカについて語ろう」という趣旨の座談会企画です。
では、皆さん軽く自己紹介をお願いします。

ＨＩＲＯ：
では私から......。
ハルカでは、企画・シナリオ担当しましたＨＩＲＯと申します。
以降、超昂シリーズの監督を務めました。

おにぎりくん：
えーっと、ハルカのメインキャラデザインや原画を担当しました、おにぎりくんです。

魅月：
ハルカのプログラムを担当した魅月です。

桜秀蘭：
今回の進行役として、広報担当、桜秀蘭が務めます。

桜秀蘭：
では、本編入る前に乾杯でもしましょうか......
飲み物の用意は良いですか？

桜秀蘭：
ではでは、ハルカ15周年おめでとうー！　カンパーイ！

一同：
カンパーイ！

桜秀蘭：
それでは早速、いただいた質問を紹介しますね。
まずは......

桜秀蘭：
深夜はみんなで行ったんでしたっけ？　現地で写真撮ったのは覚えてるんですが。

ＨＩＲＯ：
どうだったっけ......？

魅月：
ＨＩＲＯさんの車で、みんなで秋葉原に行った覚えがあります。
戦隊ものの音楽聴きながら（笑）

ＨＩＲＯ：
よく覚えてるなぁ（笑）

魅月：
ハルカの後って、深夜販売ってしたんでしたっけ？　ランス？　帝国？
少なくとも行った覚えはないんですよね......。

ＨＩＲＯ：
なんか、発売日にお店に見に行った事はあっても、深夜はないかなぁ......。

桜秀蘭：
深夜は電車だと帰れないとか、色々あったかもですね。

ＨＩＲＯ：
深夜販売については......リアルに言っていいんですかね？

桜秀蘭：
エロゲの発売本数の多さとか1作あたりの販売本数とか、かなり活気があった時期で、
お店側としては営業時間外（０時）に一時的に開ける負担はあるにしても、
発売日当日の混雑を緩和出来るとか、お客さん的には少しでも早くプレイ出来るという、
所謂Win-Winな状況で行われてた当時だからこその風物詩、みたいなものでしたね......。
それが人気がゆえ、といえばそうかもですが。

桜秀蘭：
では次。
一番いっぱい来てた質問で、

桜秀蘭：
確かに、エスカレイヤーの続編で、忍者？！　ですからね。

ＨＩＲＯ：
多分何回か書いたことあると思うんですけど、その、忍者は縦社会でエロいんで。
縦社会の関係があった上で個人的な関係が挟まるので、
主人公が頭領だったら、何か強めに言っても言うこと聞いてもらえるし、逆らえない。
多分それが一番だったような気がします。

桜秀蘭：
強制的なエロがやりやすいとかそういう？

ＨＩＲＯ：
そうですね。この、なんか関係性が作りやすい。
あとは、ただ個人的に好きなのもあります（笑）

桜秀蘭：
では次も多かった質問で、

ＨＩＲＯ：
これは......おにくんさんが色々あげてくれた結果、なのですが、なんかめちゃめちゃ難航してた記憶がある。
デザインの方向性自体は早い段階で決まっていたのですが、決定稿までの道程が長くて......。
なんか凄い悩んだ記憶が。

おにぎりくん：
あー思い出した、メインのハルカだけ配色で一番最後まで悩んだんだ......。
やっぱり前のヒロインのピンクからどうしても脱却しないといかんってので、
ピンクとか赤とか、超昂天使ぽいかぶり色は避けないと......
で最終的にもう「どうしよう......」って。

ＨＩＲＯ：
ナリカとスバルは割とすぐ決まったんだけど。

おにぎりくん：
そうそう。

桜秀蘭：
あ、ヒロインとしてメイン張らなきゃみたいなところで、
なかなか決め切れなかったみたいな感じですか。

おにぎりくん：
そうそうそう、プレッシャーで。

ＨＩＲＯ：
（ハルカの色候補として）なんか白とかピンクとかありましたよね？確か。

おにぎりくん：
今回は忍者ということで変身前・後で髪の色を変えない方向で配色してたんで
衣装のピンクと、髪の茶色ってのは、どうにも合わなくて。
あまりに合わな過ぎて、一巡して髪の毛の色も変えちゃえって......
その案は結局ボツになったんだけども。

ＨＩＲＯ：
あ、確かに変えてました。
めちゃめちゃ、めちゃくちゃハルカだけ悩んでましたね。

おにぎりくん：
そうそうそう。
まあ、最初はハルカじゃなかったんだよね......、名前。

ＨＩＲＯ：
最初は名前もね、思い出しましたわ。
そういえば、一番最初に考えた名前と同じ名前のヒロインが
別メーカーさんの某エロゲで出ちゃって

一同：
（笑）

ＨＩＲＯ：
同じ名前やーって聞いた時はどうしたものかと思いましたね......。
まあそんな感じなのも含めて、メチャメチャ悩んだんですよホントに......。

桜秀蘭：
ではでは次。流れでヒロイン3人についての質問へ。

ＨＩＲＯ：
さっきも言いましたけど、ナリカとスバルは本当にあのさっくり決まって。
ハルカが多分髪型からなにから、めちゃめちゃもう悩んでたはずなので。

桜秀蘭：
複数ヒロインはもう最初から決めてた感じです？

ＨＩＲＯ：
そうですね。
てかそうだったと思うんですけど。

おにぎりくん：
えー？昔すぎて記憶にない（笑）　もう15 年前でしょう？

ＨＩＲＯ：
いや、それ自体は発売日なので開発となるともうちょっと前ですね。

おにぎりくん：
キャラクター決めたのって、大阪の時だったっけ......？

魅月：
私が入社した時にはもう作ってたので、2006年の頭頃には恐らく......。

ＨＩＲＯ：
最初から 3 人は発注してた気がしますわ。

おにぎりくん：
そうだっけ？最初はキャラ2人とかじゃなかったっけ？

ＨＩＲＯ：
そうでしたっけ？
なんかエロシーンの予定はなかったかもしれない。

おにぎりくん：
スバルは最初敵とか、そんなんだったかも......。

おにぎりくん：
結局容量の関係で増やせなかったし......
特にエロの分量が全員から減っちゃうのは厳しいしね。

おにぎりくん：
話は前後するけど、前の質問にあった、スキャナーが壊れた時は騒ぎになったねー。

ＨＩＲＯ：
大型スキャナーは近くで売ってなくて、
慌てて色んな店に在庫確認して、おにくんさんが買いに行ったんですよね。

おにぎりくん：
そうそう、ないと仕事が進められなくってね。
......あれどこだっけ？　新宿だっけ？　吉祥寺だっけ？　どっちかだと思うんだけど......。

桜秀蘭：
確か吉祥寺のヨドバシだったかと。

おにぎりくん：
あ、そうそう！　で、持ち帰るの大変だからタクシーで帰って仕事の続きをしたっけ......。

おにぎりくん：
あの頃は差分パーツごとに１枚使ってたから......１シーンのエロに
２、３０枚スキャナーで読み込んでた。紙で描いてたの大帝国までだっけ？

魅月：
アリス2010は違うんです？

おにぎりくん：
ハルカvsエスカ？　あれは紙だったかなぁ......。
まーとにかく原画用紙が多すぎて。 1 日の １/３ はスキャナーの前にいた気がする。

桜秀蘭：
高画質でスキャンするとただでさえ大きい紙だと時間がかかるうえ、枚数分だもんね......。

おにぎりくん：
今からすれば、取り込みスタッフにお願いしてもよかったな......と思うぐらい
時間かかってたよ。

おにぎりくん：
あとねー、紙が多いと捨てる時になってシュレッダーかけるでしょ、
紙がシュレッダーの刃に巻き込みすぎてもう止まっちゃう
オーバーヒートしちゃって・・・冷めるまでずっと待ってたり
無駄な時間が増えてもったいなかった。

桜秀蘭：
連続使用できないっすもんな。

ＨＩＲＯ：
アナログ時代あるある、かもしれないですね、そういうの。

おにぎりくん：
あとはね、あのその頃の事務所が夜10時で切れちゃうから、電気が。

ＨＩＲＯ：
はいはい。
クーラーや暖房が夜10時で切れちゃうとか、以降は外から入れないとかありましたね。

桜秀蘭：
そんな苦労を重ねながらハルカを作ってました、って感じですよね。
ではでは、次の質問は......これにしましょうか。

桜秀蘭：
タイトルにもなってる「閃忍」っていう単語だったりとか、
「悪鬼彷徨う～」みたいな口上セリフとかは印象的ですよね。

ＨＩＲＯ：
「閃忍」は開発チームメンバーからの提案でしたね。
最初は戦闘の戦で「戦忍」にしてたんですけど、閃の方がかっこいいよって。
確かにその方がかっこいいから採用しました（笑）

ＨＩＲＯ：
あの頃は開発ごとに掲示板があって、そこにみんな意見書いたりしてたし。

魅月：
じゃあ割とみんなで作った感みたいなところですかね。

ＨＩＲＯ：
雰囲気的には、ですね。いつのタイミングで言われたかは覚えてないんですけど。
東京いく前にもうすでにタイトル決めてたのかな？

桜秀蘭：
正式タイトル決めた頃とかじゃないんですか？

ＨＩＲＯ：
あー、いつ決めたっけなぁ......？
英語タイトルのBeat Bladesもその頃に決まったような......？

ＨＩＲＯ：
口上はね、多分おそらく、桃太郎侍がイメージかなと。

桜秀蘭：
桃太郎侍って「ひとつ、人の世の生き血をすすり～」とかのあれですね。
そういう時代劇とかでの決め台詞みたいなそういう......。

ＨＩＲＯ：
まあ、口上自体はエスカレイヤーでも言ってましたからね。
エクシールまで続いていく、ちょっとそういう伝統美的な感じで。

ＨＩＲＯ：
桃太郎侍の口上って実際どうだったかな、ちょっと調べてみよう......。

ＨＩＲＯ：
先日収録中にね、声優さんからも15 年越しに言われたの。口上について......。

ＨＩＲＯ：
（検索結果見て）
あー、自分的にはなんかめっちゃ似てると思ってたけど、そこまでじゃなかった......。

おにぎりくん：
じゃあ、そこからインスピレーションを受けてたってことで、いいんじゃない？（笑）

桜秀蘭：
次の質問いきまーす。

桜秀蘭：
それぞれの属性とかっていうのは、色だったりキャラだったりで割り振ったのかとか、
そのあたりどうです？

ＨＩＲＯ：
ハルカは雷なんですけど、多分最初めちゃめちゃ違ってた気がするんです。

おにぎりくん：
あれ？ハルカって最初、属性風じゃなかった？

ＨＩＲＯ：
なんか色が黄色になったから多分変更したとか、そういう。

おにぎりくん：
うんうんうん。
スバルは......

魅月：
スバルは氷ですね。

ＨＩＲＯ：
多分、最初、風と火と雷だったはずなんですけど、色に合わせて雷になったはず......。

おにぎりくん：
多分そうだよね。

桜秀蘭：
じゃああれですね。属性が先にあって色充ててたら変わったみたいな感じです？

おにぎりくん：
そう、キャラデ決まってから途中で変化しちゃった......例です。

桜秀蘭：
ほんとそういう意味でもハルカは結構難産だったんですね。

ＨＩＲＯ：
そうそう。

おにぎりくん：
ハルカが本当に難産で最後だったの......。
ナリカとかは結構分かりやすいキャラだったから最初にできたけど。

ＨＩＲＯ：
黄色(ハルカ)は本当に多分最後まで悩んでたと思います。
「本当にこのデザインでええんかー」、みたいな感じで。

桜秀蘭：
じゃ、ハルカの話をしたんで、次はナリカの話をしましょうか。

桜秀蘭：
パンツ丸出しデザインだったりとか、ナリカは割とそういう属性というか、
いろんなもん突っ込んでる感があるんですが......。
ふたなりだったり白スクだったり......

ＨＩＲＯ：
ふたなりは別にデフォルトじゃない（笑）

一同：
（笑）

ＨＩＲＯ：
あれはあくまでもエロのいち要素だから......。
それにほら、ハルカだって......全員平等にふたなりになっちゃってますし。

おにぎりくん：
そうだっけ？（笑）

おにぎりくん：
あれ......割とすぐ決まったんだっけ？　ナリカのパンツは。

ＨＩＲＯ：
すぐ決まったと思いますよ。

おにぎりくん：
何の議論もなく描いてた......？

ＨＩＲＯ：
議論したのは、腰のリボン大きくするかどうかぐらいだったかと......。

おにぎりくん：
あー......そう（笑）

ＨＩＲＯ：
スバルもすっと決まってた気がしますよ。

おにぎりくん：
うんうんうん、それは憶えてる。

おにぎりくん：
ナリカはこの衣装で普通のパンツにすると、ちょっと芋っぽい感じがするしね......。
で、あんなマイクロっぽい感じにしたんだと思う。

桜秀蘭：
明らかにパンツを見てくださいデザインじゃないですか？あれ。

おにぎりくん：
そこははまあ、エロゲーのなせる技といいますか......（笑）

桜秀蘭：
いい感じにはまったというか、これだ！みたいな。

おにぎりくん：
うんうん。
パンツ丸出しになった経緯は「似合うから」。
あとは「忍者感」な雰囲気......ということで(笑)

ＨＩＲＯ：
ナリカのパンツといえば、特典を決める時に結構議論があって。
えびちりさんが、このマスクを特典にって「これナリカパンツ」みたいな案があって。

ＨＩＲＯ：
その流れで、じゃあオナホもつけようか、みたいなこと言ってたんですけど、
上からストップがかかって。
そんな下品なものやっちゃイカン！　じゃ、やめようみたいな事が。

桜秀蘭：
当時はまだ、そういう風潮ありましたね。

桜秀蘭：
しかし！
時代は変わって今！こちらの記事で紹介してます通り、オナホコラボが出来るように！
そして今回！『超昂閃忍ハルカ15周年』という事で、タマトイズさんとのコラボが決定！
ハルカ・ナリカ・スバルのオナホ３種発売予定！
詳細は後日お知らせします、紹介記事をお待ちください。乞うご期待！

ＨＩＲＯ：
ツンデレかどうかって言われたら、そんなにツンではないと思うんですけど......。
よく言われるんですが、そんなにツンツンしてた記憶がない。

桜秀蘭：
ツンというより怒ってる描写は多いですけどね、
それこそプロローグとか最初のあたりぐらいでは。
あとはツッコミ役ですもんね。

おにぎりくん：
（ゲーム的にも）ツンツン→デレさせる余裕がないんでねー。

桜秀蘭：
では、ナリカはこのぐらいで......。
次、スバルについてですが、
超昂大戦で、超昂スバルが実装されたってことで、この辺りの経緯とか。
他、何か裏話的なものあれば......。

ＨＩＲＯ：
一番の理由は、ぶっちゃけ枚数がなかったから、かな。

おにぎりくん：
割けなかったんだなー。

桜秀蘭：
ゲームとしての全体ボリューム的を鑑みて割り振った結果、と。

ＨＩＲＯ：
なんか続編とかあったらやろうかな、とは思ってたんです。
なので、超昂大戦決まった時も最初からやろうやろうと思ってはいました。
ようやく......。

桜秀蘭：
じゃあ、超昂スバルはもうガッツリやってやるぜ的な感じで、
デザインとか指定とかってやってった感じです？

おにぎりくん：
これですね、実は、僕が先走って描いちゃってて。
ＨＩＲＯに確認を取らずに上げてたんですよね、ラフを。
元のスバルのポーズで、超昂バージョンのデザインにして。
で、そのデザインで上げたんだけど、
ＨＩＲＯに確認し忘れてたまましばらく経ってた裏話が......。

ＨＩＲＯ：
そうそう。

おにぎりくん：
最終的には、それから多少リテイク分をちょっと直した感じが今の形かな。
その時は確か、スバルの前垂れがあった状態で......。
あのー某3D格闘ゲームのくノ一みたいな、全身ピッチリスーツみたいな感じの
指定があって、それにちょっと寄せた感じで。全身タイツにはしてないんですけど。

ＨＩＲＯ：
でもなんか、あの超昂大戦でのスバルのデザインの落としところが、なんていうのかな、
未来っぽいところにいったのは、多分当時はあんまりやらなかったと思うんで、
今であってよかったんじゃないですかね。
多分当時やってたら、もうちょっと多分昔々したデザインになっていたかと......。

おにぎりくん：
近未来っぽい感じではなかったと。

桜秀蘭：
もうちょっと装飾がおとなしい、みたいな感じとか？

ＨＩＲＯ：
超昂閃忍デザインについてはナリカはね、お任せで描いていただいたんですけど。
あれ、いいですね。

おにぎりくん：
その超昂ナリカに寄せたようなデザインでスバルの方を描いたって感じかな。

桜秀蘭：
ナリカの話題で恐縮ですが、超昂ナリカといえば、今自分の作業机の上にアルターの
フィギュアの箱置いてるんですけど、でかい武器構えて立体映えしてていいですよね。

おにぎりくん：
あれはいい！　いい造形してますよね。ほんとに。

魅月：
これが公開される頃には超昂大戦のガチャでナリカ出てるはずだから、回してもらえると良いですね。

桜秀蘭：
ただ、このブログを出す日が2/28予定なので、半日もないんですけどね......。
超昂フェスでは、超昂ナリカだけでなく、超昂スバルや超昂ハルカも出ますんで、
よろしくお願いします（笑）

桜秀蘭：
次は、エロシーンとか諸々の質問もきてます。

桜秀蘭：
とりあえず、お気に入りのエロシーンとか、これが良かったとか、
個人的に言える範囲で......

ＨＩＲＯ：
あの、蛇とか虫とかに関しては、
おそらく、おにくんさんのリクエストを反映した記憶はあるんですけど......。

おにぎりくん：
あ、スバルの蛇？と、ナリカの虫？　ハルカは......

ＨＩＲＯ：
ハルカは犬ですね。

魅月：
ラオ将軍のでしたっけ？

ＨＩＲＯ：
そうそう。
好きな印象じゃないけど、アンケートかなんかで、
スバルがオナニーしてるエロシーンで、なんかチンポだけテレポートさしてやってるんで、
これ普通にやれよって書いてて、そりゃその通りと思って（笑）

一同：
（笑）

ＨＩＲＯ：
そりゃそうだよな。
なんかそこで、チンポだけテレポートさせる必要があったのかと後で思いましたけど......。
テレポートに関しては、今だったら人前でやるかな。コンビニのレジとかで。

おにぎりくん：
オズヌのやつは・・・すき。

ＨＩＲＯ：
磔のやつでしたっけ

おにぎりくん：
うん。そうそう。

ＨＩＲＯ：
あれも確かそうですよね、そちらの方でこれやりたい、みたいのがあって。

おにぎりくん：
結局、それぞれの敗北もそれを乗り越えて、ゲーム的に先に進まなきゃいけないから
完全にバッドエンドみたいな流れにはやっぱりしにくいっていう感じで。
つき抜けた感じにできればいいなー、みたいな感じで(案を)あげたんです。

ＨＩＲＯ：
そういう意味だったら、今の超昂大戦の方が結構バッドエンドっぽいことやってますね。

おにぎりくん：
そこね、その普通のアドベンチャーゲームだったら、ここでもう終わりです。
みたいなことはできるんだけど、ゲームは続いちゃうから、
そこまでひどいことができないっていうか......。

ＨＩＲＯ：
ゲーム的には負けて強くなりますからね。

ＨＩＲＯ：
自分で考えたやつだとスバルの豚のは好きでしたね。

おにぎりくん：
うんうん、豚とするのも好きだわー。

ＨＩＲＯ：
あと、結構人気あったシーンで、
あのメインの中のスバルが鬼に輪○されるやつがありましたね。

桜秀蘭：
エロいっていうよりかは多分ひどいの方が強いと思うんだけど、
そういうところにエロさを感じるのもあったのかな。

魅月：
あとは、ちょうどゲーム的にも最初の城を落とした後で
一段落した時に出てくるシーンですよね。
その前に大蛇丸倒した後で、和んでるところその頃一方、みたいな感じになってて
インパクト強いのかな、と。

おにぎりくん：
うん、そういうちょっと堕ちてる過程みたいなのはね、入れられて嬉しいなと思う。

桜秀蘭：
質問にもありますが、入れたかったエロとかやむなくカットしたものとか、
そういうのありますか？

ＨＩＲＯ：
なんか倫理上できなかったようなものは結構あったと思うんですけど、
割と覚えてないんです。
これやっちゃダメ、とかいうのがあったような気がするんですけど......。

ＨＩＲＯ：
おにくんさんのアイデアだと、あのサウナのが良かったですね。
自分で書いてて楽しかった。

魅月：
「ウェット＆ホット」ですね。

ＨＩＲＯ：
ああ、そう思い出した思い出した。
よくタイトル覚えてるね（笑）

おにぎりくん：
そうだそうだ、ああいうの好きなんだよ・・・うん。
そういう「おじさんとサウナで......」っぽいエロ絵今でも描いてるもん。

ＨＩＲＯ：
でも結構なんか、ビデオとか見た記憶ありますよね。シチュエーション探しで。

おにぎりくん：
まだ今ほどネットで簡単には探せない頃だったしねぇー。

桜秀蘭：
ネタ探しが楽しかったみたいな時期でもありますね。

おにぎりくん：
なんて言うのか、そんなに性的な趣向が、
こう、おおっぴらになっていない時期というかね。
今ならイラストサイト探せばこれが好き......って載ってたりたりするけど、
当時は手探りでシチュエーションどれがいいんだよぉ......、
みたいな感じで探してたというか。

ＨＩＲＯ：
それこそ当時の生みの苦しみ的な楽しみでもありますけど、そんな感じかな。

おにぎりくん：
確かに。

ＨＩＲＯ：
スバルはね、結構シチュエーションカットしましたね。
カットした理由は、さっきも言ったけど枚数が足りなかったのと、
参入時期が遅いんで消化できる量にせざるを得なかった。

魅月：
スバルは純愛鬼畜もないですしね。

ＨＩＲＯ：
あ、そっか。

魅月：
だから、あの追加分のエロシーン3つ分がないんですよね。
ハルカとナリカはそれぞれ3つ。
ルート確定した後に純愛と鬼畜のエロシーンが追加されますけど、スバルは確かなかった。

ＨＩＲＯ：
さっき最初の話に戻りますけど、その忍者っていう特殊な、そういう関係性があるから、
4Pはやりやすかったですよ。一番最後のハーレムルート。
（※本編中にはありませんでした。「エスカVSハルカ」に収録）
頭領のおっしゃることでしたら、みたいな形で割とすんなり同意できるみたいな感じで、
流れに無理がないというか。

桜秀蘭：
そういうとこでも忍者ってモチーフは結構ハマったというか、
いい感じに仕上がった、みたいな。

ＨＩＲＯ：
でも、なんか今でも超昂大戦でガチャ回してくれて、
その人気にびっくりしているのがハルカなんですよね。

魅月：
ハルカ様様ですね。

おにぎりくん：
ありがたい......。

桜秀蘭：
ゲームつながりで「SUBARUTAN X」について。魅月どう？

魅月：
どう？！　丸投げすぎません？（笑）

魅月：
「SUBARUTAN X」作った経緯はですね、
ゲームのプログラム部分が完成した後に、まだ他の素材とかの都合で時間ができたので、
今ある素材どうにかして何かできないかなっていうので作ったものですね。

桜秀蘭：
「SUBARUTAN X」って名前、命名したのは魅月？

魅月：
私ですね。最初は確か「SUBARUTAN」だったんだけど、そしたらなんか
ス○ルタン X に語呂が近い？ってことで、「SUBARUTAN X」にした感じです。

桜秀蘭：
最初から「ス○ルタンX」を狙ってそういう風にしたわけではない？

魅月：
いやいや、まあシステム的になんかね、あの横スクロールちょっと似てる感じが
しますけど、そこまで狙って作ってないですね。

桜秀蘭：
「SUBARUTAN X」いいよね。横移動だけで本当にミニゲームの枠を超えない。

魅月：
あれ、走り続けてるのは、城攻めの時のアニメーションを利用してるから止まって攻撃できないんですよね。

一同：
（笑）

魅月：
ゲーム中、走りながら攻撃するんで、絵素材がないからあのシステムになってる。
その後に作った「超昂閃忍ハルカ―疾風！？忍者大作戦―」でも、
そのままそのユニット使ってるので、あれも走りながら攻撃してる。

桜秀蘭：
あ、そうか「疾風」もあれ使ってんだっけ。

魅月：
使ってますね、同じユニット素材。

桜秀蘭：
ああいう派生のミニゲームっていいよね。俺は好きです。

魅月：
私も時間あればなんか作りたいのは作りたいんですけどね。
今はないんですよね......時間と素材がないんです。
どうしてもね。それ用には何か新しいのを使ってっていうのはできないので。

ＨＩＲＯ：
大戦はユニット素材あるじゃない？

魅月：
超昂大戦の戦闘ユニットは結構色々使いどころありますよね。
止まってるし走れるし攻撃もあるし。
まあ、前あの 慶さんが日記でなんかそういうアクション的なネタを書いてましたけど。

おにぎりくん：
タワーディフェンス物とかもいいね。

魅月：
色々使いどころはあるんですよ、うん。

桜秀蘭：
スバルタンも「疾風」も......まあ「疾風」は元々開発経緯が違って、
あれ、ミニゲームとかそのゲーム作る館企画の時だったから、
隙間時間で作ったものではないんだけど......。

魅月：
まあ個人的には「疾風」は好きなんですけどね。
「疾風」で個人的に一番好きなのはあれですね、ハルカさんがあの信号機の黄色で
キレるっていう、あの辺のネタがすごい好きなんですよ。

桜秀蘭：
......といったところで、みんなお酒がだいぶ進んだようなので、
今回はこの辺りでお開きとしたいと思います。
お疲れ様でした！

ＨＩＲＯ：
今回の企画へお寄せていただいた質問や感想、ありがとうございました。
質問はごくごく一部だけ拾えませんでしたが、
感想やメッセージ自体は皆で見せていただいてます。
「超昂閃忍ハルカ」15周年ありがとうございます！
そして「超昂大戦」もぜひよろしくお願いいたします！