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令和二年 七の月の巻
『露の晴れ間に謎も晴れ?』
「うっすうっす......諸君、私は黒髪アリス。
こちらはドードー鳥の栄一くん......」
「どー?」
「え......テンションひくいゾ?
そりゃ、この雨......毎日毎日」
「私はインドア派だけど、青いお空が見たいんだぁ」
「どぉ~......」
ぴろん♪
「む......」
「お! 会社の人から情報解禁(言っていいよ)のおしらせ!」
「ど!」
「ひさしぶりの広報ぉ......テンションあがるぅ~......」
「どー」
「う、うん......
浮かれている場合ではないね。
さっそくみんなにつたえなきゃ......こほん」
「では、ユーザー諸君!
この黒髪アリスがアリスソフトの最新開発情報をお伝えしよう!(むふー)」
「まずは『超昂大戦 エスカレーションヒロインズ』。
開発は順調で年内にサービス開始予定だ。
早くガチャ回したい......うずうず......」
「次に『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』
は......昨日発表があったが、これも年内に発売決定だ」
「どー!(ばたばた)」
「よかったね栄一くん、楽しみにしてたもんね。
今年中には遊べるよ」
「風麟さんのファンタジー人妻企画も、
スタッフ日記で書いてるように順調だ」
「そして今回の目玉は、2/7の広報室での発表後、
ユーザーさんからの反応がもっとも多かった『謎』について」
「どー?」
「『謎』とは、アリスソフトがプロデュースする新ブランド......
個人クリエイターブランドから発売されるゲームなのだ!(むふー)」
「どー!?」
「詳しいゲーム内容は、来週監督さんから発表されるので今はナイショ」
「内容は少しアリスソフトと違う路線なんだけど、
売り方も今後のエロゲ界をにらんで、ちょっと変わった感じになる予定。
最近よく聞く"いんでぃー"......ぽいのかな?」
「どーどー」
「うん、新たな試みってのは、純粋に楽しみ。
成功したら可能性広がりそうだし」
「どーどー?」
「え? 新しいと言ったら、アリスソフトの海外アカウントも出来てた?
そだね......私もツィッターで見たけど英語分かんなしいし、
まだ詳しいこと分かったらお報せするかも」
「今日の情報はこんなとこ......ふぅ、つかれた......」
「どー、どー!」
「ん? おぉ......雨がやんでる......
やっぱり青い空はキレーだな......(うるうる)」
「どー!」
「ではユーザー諸君!
こんどは夏の日差しが去った頃にあお...ぐっ!」
「うぇ......舌かんだぁ......」
「どーーーっ!」
「......また、あおほぅ......」