どんなゲーム?
その1 その2 》その3《 その4 その5 その6

――― 聞けば聞くほど「異空窟」という所は不思議だらけですね。
もっとお話を聞きたいところですが・・・あ、ちょうどナナスさんがやって来てくれました!

こんにちは、ナナスさん。
何度も何度も来て頂いて恐縮です。
ナナス こんにちは。
一度にたくさんの時間をとれないこっちが悪いんだから、
恐縮なんてしないで下さい(笑)
――― ・・・あれっ、今回はひょっとしてお1人?
ナナス うん、今回は1人です。
ちょっとした空き時間が出来たんで、フラッと出てきました。
――― そうですか(笑)
え〜と・・・、早速始めさせて頂きますね。
(また誰かさんが邪魔しに来るかもしれないから、急がないと・・・)
ナナス うん。

――― では・・・
前回は[キッズ]に関する話が中心になりました。
今回は戦力増強について伺いたいと思います。
ナナス 召喚装置の事?
まだ話してなかったかな?

――― いえ、今回は出来ればLVアップやアイテム装備などなどの話を・・・
ナナス あぁ、なるほど。
いいよ。

――― 有難う御座います。
それでは、まずLVアップについて。
「異空窟」に入ると、LVが1になってしまうという噂を耳にしたんですが、それが事実だとすればかなり厳しい事なのでは?
ナナス うん、それは事実だよ。
要塞の中に居る者も新たに召喚されて来る者も、「異空窟」内に入った瞬間に、LVが1になっちゃうんだよ。
スタート時はみんなLV1からだから、LVアップしながら突き進んでいく事になるんだよ。

――― そこ、そこなんですよ。
最初のうちから戦闘に参加している人は序徐にLVアップしていくからいいとしても、ママトトがかなり先へ進んでから新たに召喚される人は、その時点でLV1ってのは、いろんな意味で辛いのでは?
ナナス 大丈夫。
その問題を解決する事が可能な装置も開発済みなんだ。

――― おぉ!?
そ、それはどのようなモノなのですか?
ナナス 「EXP分配装置」と言ってね。
軍レベルでGETしたEXPを貯めておく事が出来る装置で、それをいつでも自由に、各人に分配する事が可能になってるんだ。

――― す、すごいですね!!
それって、いったいどういう仕組みになってるんですか?
ナナス え、え〜と・・・。
魔法工学のすごく難しい話になるけど、いいのかな?

――― ・・・・・・・・・説明して頂いたとしても、理解出来ないですね、きっと・・・
え〜、この際理屈はどうでもいいです。
それにしてもすばらしい装置ですね。
それがあれば、後から仲間になる方のLVを上げるのも、そんなに大変ではないですね。
ナナス そうだね。
その辺の事も計算して、EXPを蓄えておくってのも戦略の一つになるかもね。
アーヴィ ナナース!(小さい声)

――― お、おや、あれは?
ナナス あ、アーヴィだ。
アーヴィ ハァハァ・・・(走って来て疲れてる)
ナナス、やっぱりココにいたのね。
お父様が捜してたわよ。
ナナス 父上が?

――― ま、また(怒)・・・
ナナス 父上の昼寝時は暇も出来ると思って出て来たんだけど、 もう目が覚めたんだね。
アーヴィ 起きるなり、「ナナスは何処だ?」って・・・ 何か予定でもあるの?
ナナス う〜ん、特になかったはずだけど・・・
アーヴィ 「また、あの馬鹿の所に行っとるんじゃないだろうな?」って言ってたけど、 誰の事を言ってるのかしら?

――― !!、ば、馬鹿!
(あの親父、いつか殺してやる・・・)
ナナス さぁ、誰の事だろ?
どちららにしても、帰らないといけないね。
アーヴィ そうね。

――― あぁ、またですか・・・
まだアイテムの事をお聞きしたかったんですけどね・・・
ナナス 暇を見つけて、また来るよ。
アイテムの事はその時に・・・

――― ええ、そうですね。
ぜひ、お願いします。
ナナス じゃあね。
アーヴィ ナナスがご期待に応えられなかったみたいで、ごめんなさいね。
さようなら。

――― さよ〜なら〜・・・・・・・
誰かさんに似てなくて、お二人共ほんとにいい方ですよね〜。
また次回を楽しみに待ちたいと思います。
ではでは〜。