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聞けば聞くほど「異空窟」という所は不思議だらけですね。 もっとお話を聞きたいところですが・・・あ、ちょうどナナスさんがやって来てくれました! こんにちは、ナナスさん。 何度も何度も来て頂いて恐縮です。 |
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こんにちは。 一度にたくさんの時間をとれないこっちが悪いんだから、 恐縮なんてしないで下さい(笑) | |
――― | ・・・あれっ、今回はひょっとしてお1人? |
うん、今回は1人です。 ちょっとした空き時間が出来たんで、フラッと出てきました。 | |
――― | そうですか(笑) え〜と・・・、早速始めさせて頂きますね。 (また誰かさんが邪魔しに来るかもしれないから、急がないと・・・) |
うん。 |
――― | では・・・ 前回は[キッズ]に関する話が中心になりました。 今回は戦力増強について伺いたいと思います。 |
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召喚装置の事? まだ話してなかったかな? |
――― | いえ、今回は出来ればLVアップやアイテム装備などなどの話を・・・ |
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あぁ、なるほど。 いいよ。 |
――― | 有難う御座います。 それでは、まずLVアップについて。 「異空窟」に入ると、LVが1になってしまうという噂を耳にしたんですが、それが事実だとすればかなり厳しい事なのでは? |
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うん、それは事実だよ。 要塞の中に居る者も新たに召喚されて来る者も、「異空窟」内に入った瞬間に、LVが1になっちゃうんだよ。 スタート時はみんなLV1からだから、LVアップしながら突き進んでいく事になるんだよ。 |
――― | そこ、そこなんですよ。 最初のうちから戦闘に参加している人は序徐にLVアップしていくからいいとしても、ママトトがかなり先へ進んでから新たに召喚される人は、その時点でLV1ってのは、いろんな意味で辛いのでは? |
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大丈夫。 その問題を解決する事が可能な装置も開発済みなんだ。 |
――― | おぉ!? そ、それはどのようなモノなのですか? |
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「EXP分配装置」と言ってね。 軍レベルでGETしたEXPを貯めておく事が出来る装置で、それをいつでも自由に、各人に分配する事が可能になってるんだ。 |
――― | す、すごいですね!! それって、いったいどういう仕組みになってるんですか? |
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え、え〜と・・・。 魔法工学のすごく難しい話になるけど、いいのかな? |
――― | ・・・・・・・・・説明して頂いたとしても、理解出来ないですね、きっと・・・ え〜、この際理屈はどうでもいいです。 それにしてもすばらしい装置ですね。 それがあれば、後から仲間になる方のLVを上げるのも、そんなに大変ではないですね。 |
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そうだね。 その辺の事も計算して、EXPを蓄えておくってのも戦略の一つになるかもね。 | |
ナナース!(小さい声) |
――― | お、おや、あれは? |
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あ、アーヴィだ。 | |
ハァハァ・・・(走って来て疲れてる) ナナス、やっぱりココにいたのね。 お父様が捜してたわよ。 | |
父上が? |
――― | ま、また(怒)・・・ |
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父上の昼寝時は暇も出来ると思って出て来たんだけど、 もう目が覚めたんだね。 | |
起きるなり、「ナナスは何処だ?」って・・・ 何か予定でもあるの? | |
う〜ん、特になかったはずだけど・・・ | |
「また、あの馬鹿の所に行っとるんじゃないだろうな?」って言ってたけど、 誰の事を言ってるのかしら? |
――― | !!、ば、馬鹿! (あの親父、いつか殺してやる・・・) |
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さぁ、誰の事だろ? どちららにしても、帰らないといけないね。 | |
そうね。 |
――― | あぁ、またですか・・・ まだアイテムの事をお聞きしたかったんですけどね・・・ |
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暇を見つけて、また来るよ。 アイテムの事はその時に・・・ |
――― | ええ、そうですね。 ぜひ、お願いします。 |
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じゃあね。 | |
ナナスがご期待に応えられなかったみたいで、ごめんなさいね。 さようなら。 |
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さよ〜なら〜・・・・・・・ 誰かさんに似てなくて、お二人共ほんとにいい方ですよね〜。 また次回を楽しみに待ちたいと思います。 ではでは〜。 |
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