
「い、伊月は……どうかな」
「してくれるなら……喜んで!」
奈津は恥ずかしさと嬉しさの混ざった顔をすると、
さっきと同じように舌を出してペニスに這わせてくる。
「うあああ……」
ざらざらした感触の後、すべすべで柔らかい唇で
軽く擦られる。
おまけにその横にある頬がまた温かくて気持ちいい。
「う、ぅぅ……」
足が少し震えそうになるのを、力を入れて堪える。
その様子もしっかりと見ていたのか、紅葉が声を
かけてきた。
紅葉の問いかけに、舌を這わせながら奈津も
ちらりと視線を向けてきた。
「そりゃ……」
自分の手で擦っても気持ちいいんだ。
女の子の肌や舌に触れられて、気持ちよくない
わけがない。
それを証明するかのように、奈津の顔の真横で
ペニスが脈打つ。
「んぁ……れる、ん、んん……ふ、んむ……
れる、れりゅぅ……」
「ぁぁぁ……。
奈津ってば……いつの間にそんなこと
覚えてたんですの……」
奈津は少し微笑む。
その表情の動きも、密着しているせいで伝わってきた。
そしてたどたどしく這わされる舌に反応し、
俺のモノが小刻みに痙攣する。
「んにゅ……はむ、んん……れる、んちゅ……
はぁ……んぁ……れろ……」
奈津は唾液をいっぱい舌に絡ませ、
それをペニスへと塗りたくってくる。