「い、伊月は……どうかな」

「してくれるなら……喜んで!」

「っ…!
 そ、それじゃ……やってみるね」

奈津は恥ずかしさと嬉しさの混ざった顔をすると、
さっきと同じように舌を出してペニスに這わせてくる。

「ん……ぁ……れる……。
 んふ……んん……」

「うあああ……」

ざらざらした感触の後、すべすべで柔らかい唇で
軽く擦られる。

おまけにその横にある頬がまた温かくて気持ちいい。

「んぅ……れる……んっ、んむ、はむ……
 んるぅ……」

「う、ぅぅ……」

足が少し震えそうになるのを、力を入れて堪える。
その様子もしっかりと見ていたのか、紅葉が声を
かけてきた。

「……き、気持ち……いいんですの?」

紅葉の問いかけに、舌を這わせながら奈津も
ちらりと視線を向けてきた。

「そりゃ……」

自分の手で擦っても気持ちいいんだ。
女の子の肌や舌に触れられて、気持ちよくない
わけがない。

それを証明するかのように、奈津の顔の真横で
ペニスが脈打つ。

「ホントみたいだね♪
 それじゃ、もっと……」

「んぁ……れる、ん、んん……ふ、んむ……
 れる、れりゅぅ……」

「ぁぁぁ……。
 奈津ってば……いつの間にそんなこと
 覚えてたんですの……」

「んんっ……えへへ。
 るろ……んむ、りゅ、にゅる……」

奈津は少し微笑む。
その表情の動きも、密着しているせいで伝わってきた。

そしてたどたどしく這わされる舌に反応し、
俺のモノが小刻みに痙攣する。

「んにゅ……はむ、んん……れる、んちゅ……
 はぁ……んぁ……れろ……」

「んっ……ぴちゃ、にちゅ……んむ、んちゅ、
 れりゅ……ぅ」

「……ぁ……」

奈津は唾液をいっぱい舌に絡ませ、
それをペニスへと塗りたくってくる。