「あっ…うっ。見ないで…。
 お願い…見ないでぇっ!!」

「俺が最初だっ!!」

あらかじめ取り決めされていたのだろう。

群衆の中から1人の男が進み出て、
セディアの背後に回った。

怯えて震えるセディアの耳に、
男がズボンを下ろす衣擦れの音が聞こえてくる。

(犯される…。私…また、犯される…)

わかっていたし、既に覚悟も出来ていた。

それでも男の両手で腰を鷲づかみにされ、
熱い肉棒の先端が秘裂の狭間に押し当てられた時、
セディアの目からは涙が零れた。

(あぁっ、アシュランッ…。ごめんなさいっ…)

柔らかな花弁を押し広げ、
肉穴にあてがわれた屹立が、
ゆっくりとセディアの中へと押し進んでいく。

「あぁぁっ!! やっ…あ…入れ…ないでぇっ…」

思わず口をついて出たセディアの言葉に、
もちろん男は耳を貸さなかった。

肉壁の圧迫感を味わうかのように、
肉棒がゆっくりと飲み込まされていく。

それが根元までセディアの中に埋め込まれた時、
人々の中から歓声が上がった。

「あぁっ…いやっ。
 私の中が、いっぱい…になって…」

秘部に怒張を飲み込んだまま、
がっくりと項垂れたセディアの頬に、
熱い涙が伝い落ちていく。

そんなセディアの絶望など気にもかけずに、
男は自身を収めたまま、軽く腰を揺すったり
中を抉るようにうねらせたりする。

セディアの腰を掴んでいた男の手に、
グッと力が込められた。

「あっ…あぁっ…」

男の腰が、力強く動き出す。

ゆったりとした大きな動きで、
セディアの肉壺を突き上げていく。

「あっ…ダメェッ。そんなっ…されたら、私っ。
 あっ、くはぁっ!!」

突き上げる男の動きにつれて、
吊られたセディアの身体はガクガクと大きく揺れた。