C H A R C T E R S
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リズ リジエンヌ・エイパ (愛称リズ)

本編のヒロインです。
主人公を「先生」と呼んで慕っています。
彼女と幸せな結末を迎えることが、
ゲームの主な目的になります。

伯爵令嬢ながら、市民階級の母の元で
少女時代までを過ごしたため、あまり
貴族的な考え方を持っていません。
むしろ、ごくありきたりの平穏な日常に
ある幸せを望んでいるようです。

「ええ、これでも貴族の娘ですから!
……自覚ゼロですけど」


セトル=ジャン・ストニ

主人公。
医学院で薬学を専攻していた研究員でしたが、
レノンセル伯爵にその腕を買われ、
専属医師として、病弱な一人娘
リジエンヌ・エイパ(リズ)の
治療に当たっていました。

「僕は、名医なんかじゃないよ。
有り体に言えば、運が良かっただけだ」

セトル=ジャン・ストニ

クリストフ・レノンセル クリストフ・レノンセル

爵位を持つリズの実父。
仕事があまりに忙しすぎるのか滅多に
邸宅へは戻って来ず、主人公はおろか
娘のリズですら滅多に会うことは
ありませんでした。

「君の今後に幸多からんことを祈っているよ。
リジエンヌの将来を想うのと同じように、な」


フィデル・フィッド

レノンセル伯爵の留守をあずかり、
邸宅での一切を取り仕切っていた執事。
彼もまた、長い間仕えてきたリズの婚約を
喜んでいた一人のはずですが……。

「少なくとも私は、旦那様のご判断を
 支持致します。
 ただ、あの二人は、その時に
 なってみないと解りません」

フィデル・フィッド

エミリ・ボオヌ エミリ・ボオヌ

レノンセル邸で主人公やリズの
身の回りを世話していたメイド。
主人公とリズの想いに気付いて陰ながら
応援してくれていました。
伯爵の邸宅では唯一、二人の味方だった人です。

「大人って嫌ですよね、先生。
変な分別がついてしまって……」


トマ・トリュオイ

リズの婚約者。
国内でも屈指の貿易会社の御曹司。
人柄もよく真面目で、打算的な意味を
抜きにしてリズのことを好いており、
求婚に応えてくれた彼女を心底愛し、
大切にするつもりでした。

「何があろうとリジエンヌさんは守ってみせます。
それが私の役目だと思いますから」

トマ・トリュオイ


ベルナデット・ヴォヌハース ベルナデット・ヴォヌハース

ヴァカンスの時期以外はほとんど
空き家ばかりになる別荘地で、世捨て人同然の
暮らしをしていた元上流階級の女性です。
彼女がほとんど外出しないのはいくつか
理由があるのですが、主な原因は、愛人として
深く関わり合った男性に先立たれたこと。
最愛の男性との想い出だけを抱きしめて
老いていくことを望んでいます。
主人公とリズに自分の過去を重ねていて、
今後の二人を気にかけてくれています。

「ふふ、退屈も慣れると楽しいのよ。
昔のことを沢山思い出せるし……」


オルガ・エアレ

ベルナデットの邸宅に住み、彼女の身の
回りの世話をしているメイドです。
避暑地ミゼイユにやってきた二人が最初に
出会うことになる隣人で、主人公とリズにとって
最も親しい友人になります。
過去に何かがあったらしく、よほどでなければ
自分から好んで他者(特に男性)と関わろうと
しません。ですが、たまたまリズと親しくなった事で、
主人公に対しても少しずつ心を開いていきます。

「……私、嫌いなんです、男の人が。
あまりいい思い出がなくて」

オルガ・エアレ

ジェレミー・アブルゥエ ジェレミー・アブルゥエ

液剤燃料店ソレイユ・ブルーの若い店主。
薬剤師の資格を持ち、薬問屋とも取引が
あるので、主人公は彼を通じて薬剤を
入手することになります。
ベルナデットに想いを寄せていますが、
親しい知人の域を越えられていません。

「で、お宅はどの俺に用があるんだ?
萬屋の俺か、薬剤師の俺か、
それとも、液剤燃料店の俺か」


ユウグ・オー・セルベス

ベルナデットが懇意にしている
服飾工房のオーナー。
都市部の職人たちと比べても引けを
取らない名匠です。
悪い人ではないのですが、少し気難しい
ところがあるようです。

「大きなお世話だ、帰れ!!
叩き出されたいかっ!」

ユウグ・オー・セルベス

テオ・アルトー テオ・アルトー

主人公の助手を務めることになる
聡明な少年です。
言葉の選び方を知らず、事ある毎に
主人公を不愉快にさせてしまいます。
実際には、主人公のことを尊敬している
……と、思うのですが。

「その癖、お止めになった方がいいと思います。
先生がすごく狭量で無価値な人間に見えますから」


カティア・トレン

???

「……どうせ、また、
家が変わるだけだし……」

カティア・トレン

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