魔法国家 / ゼス王国 | |
今回の物語の舞台で、大陸の南部に位置する魔法国家。 魔法が使えるかどうかで将来が決まってしまう、激しい身分制度がある国です。 |
ゼス西部には魔物の世界との境となる山脈があり、 そこに[マジノライン]と呼ばれる魔法要塞によって 魔物の驚異からゼスを守っています。 |
■ゼス王国の組織図 国は、王政となっています。 (基本的に、次期王は四天王の中から選ばれる事になっている) |
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■ ラグナロック・アーク・スーパー・ガンジー 国王 | |
■ ウィチタ・スケート ガンジーのお供 | |
■ カオル・クインシー・神楽 ガンジーのお供 | |
■ ルーシー ゼスの占い師 永久客人/魔人の使徒 |
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執務長官 グラダブス 司法長官 イストーラ 教育長官 ラドン 金融長官 ズルキ |
軍務長官 ナジリ マジノ長官 フクナム 治安長官 ポピー 情報長官 ノエマセ |
国王が留守しがちで四天王で積極的に活動するのが山田千鶴子だけの状況なので、 実質的にこの国を運営しているのは世襲制で権力を握り続けている彼ら長官である。 |
■ゼスの身分制度 ゼスの身分制度は、表面上は平等でありゼスで生まれた者には誰でもチャンスがあります。 ゼスに生まれた者は、無料の義務教育を受ける事が出来て最低限の教育と生活が 保障されます。 そして、12〜15歳の間に行われる「魔法試験」を受ける事で、将来が変わります。 |
「魔法試験」に合格した者は、1級市民となり、いろいろな義務を背負いますが、 各種権力も持ちこの国の為に働く事になります。 ※義務と権利(徴兵義務、納税義務、選挙権、魔力提供義務) |
「魔法試験」に落ちた者は、2級市民となり、納税などの義務を背負う事は ありませんが、財産権などがなく1級市民の僕として彼らの補佐として働く 事になります。 2級市民は、各種義務を背負う事はありませんが、財産権がありません。 当然、土地や家を所得する事は出来ません。 よって2級市民は、1級市民の使用人になる事になります。 (地主と小作人みたいな関係?) 誰にでも平等に義務教育を受けて2級市民の子供も1級市民になれる可能性が あるように見えますが、実際には親の手伝いなどで義務教育を休む事もしばしば あり、試験に合格する事は難しい、また親もそうであるように過酷な競争社会で 生きるより誰かに従ってのんびり生きる事がよいと考えてしまうような教育を されている。 近年は、ゆとり教育の採用で義務教育で得れる知識が減り、家庭教師を付けて 徹底的に教育される1級市民の子供とはどんどん差がつくようになっている。 多くの2級市民は非常に無知です。 魔法が使えないというレベルでなく教育を諦めているので、字も読めず、 政治の事、身分差別、人間の権利など考える事もありません。 食事が食えて、寝れて、生きていければそれでいい・・そんな人たちです。 彼らに、自由平等を与えるといってもそこから逃げ出すでしょう。 自分で何かをするのが怖いので、それより誰かに命令させ、指示される事を 望むと・・ |