ご拝読、ありがとうございました。
 これにて、かえるにょぱにょ〜んそれから…は、一旦完結です。

 とりあえず、こちらの方では一旦区切りがついたので、
 けっこう安心しています。

 このお話は、かえるにょぱにょ〜んのIFとしてつくられたものです。
 なので、設定などはオリジナルの部分が多いです。
 自由都市紛争なんて、実際の歴史では起きていませんしね。

 そもそも、このお話はぱにょ〜んのノベライズが少ないことから始まりました。
 一応の作者である僕は、ぱにょ〜んという作品に魅力を感じて、筆をとることにしました。
 初めは十三話完結の予定で、けれども話が長引き二十六話まで伸びてしまいました。
 そのかわりに、二十六話まで様々なことをかくことができました。

 この話の最大の難関は、キャラを描くことでした。
 なにしろ、どうやって動かしたら良いのかわからないので、
 書き始めた時から、苦戦ばかりしていました。
 常にキャラクターがどのように動くか考えて、
 キャラクターの思考を読み取り、一つ一つ丁寧に描写したつもりです。
 それほど、丁寧には見えないでしょうが。

 本編で一番描写が楽だったのはウィンディです。
 とにかくよく話してくれて、勝手にドンドン前に出てくれるので書いていて本当に楽でした。
 逆に一番描写が難しいのはアリエッタです。
 いや、アリエッタの場合描写が難しいというよりは
 単純に、出番となるシーンが少ないといったところですが。
 でもそれも、ルートYで解決しましたし。
 それに、アリエッタの場合は初めからキャラが立っていたので
 余計なことをする必要がなかったというのもありますが。

 ポロンは歳相応の青臭い少年として描いたつもりです。
 劣等感と葛藤を繰り返し、間違った行動ばかりしながら大人になっていく。
 そのような少年として描きました。

 アリサは、当初は目立たない少女でした。
 良く言えば明るく元気な普通の女の子、悪く言えば無個性。
 シャルムのように乱雑なわけでもなければ、キャロットのように天然も無い、
 ウィンディのような高慢な部分も無い普通の少女です。
 ちなみに、彼女については、設定上である罠を仕掛けています。
 大した罠ではないですが、かなり致命的な罠です。
 実はこの設定が彼女の立ち位置を根本から変える…ことにはなってませんけど。

 シャルムは、書いているうちにどんどん乱暴になっていきました。
 喧嘩上等、猪突猛進、暴走したら止まらない、でも実際は大人びている。
 単純で乱暴だけど、自分なりの考えをきちんと持っていて、
 いわゆる義侠心に厚い…いや、任侠ではないんですが、
 そういうキャラクターになりました。

 キャロットは、いわゆる天然ですね。
 ポケポケっとしているけど、別に無垢なわけではなくて、
 ものすごい絶望を知りながらもそれでもニコニコしている、恐るべきキャラです。
 多分、メンバーの中で一番根性が座っているのは彼女でしょう。
 ある意味、聖人です。

 ウィンディ、天才魔法使い。
 落ちこぼれで、天才なんだけど俗物的、優秀なんだけど馬鹿。
 そんなギャップを持っているキャラにしました。
 実は劣等感の塊だったりしますが、それでもむりやりに前に進んでいく少女になりました。
 雑草根性バンザイといったところですか。

 エレーンは、いわゆるお姉さん役で、お母さん役も引き受けています。
 当初は温和で優しく、オバサンがNGワードというだけのキャラだったんですが、
 登場人物たちのNGワードの連発によりものの見事に性格が歪んでしまいました。
 男にもてないのは男狂いなわけではなくて、単純に運と見る目がないから?
 可愛いお姉さんをコンセプトにしてみました。

 ライラは、途中から完全に話し方が変わったキャラです。
 剣士としての強さや、パーティーのリーダーとしての頼もしさを見せていくうちに、
 女性らしい面は消えて男性的な強さが大きくなっていきました。
 強くて、それでも聡明な一面を持っていて、その二つの強さに、強い男がひきつけられる。
 いわゆる手の届かない高嶺の花という方向性の女性です。

 で、今回のオリジナルキャラクター、フィア。
 彼女は書き始めのときは、わざと一線を引かせていました。
 オリジナルキャラクターの怖さは、目立ちすぎることですから。
 ただでさえ目立つのだから、キャラ殺しをされる恐れがあります。
 それを恐れて、途中まで二線においていました。
 無個性なメインヒロイン、でも途中から不幸体質が身についてすっかり玩具です。
 だけど、ものすごくいい子なんですよね、優しいし。
 
 とりあえずキャラ解説はこの辺にしておいて、次はバックストーリーですが。
 いわゆる鬼畜王のIFでぱにょ〜んのIFです。
 時代はLP7で、リトルプリンセスはとりあえず健在です。
 正史と違う部分は自由都市紛争、ラジールやロックアースを巻き込んだ大きな争いです。
 この争いが、裏話に直結しています。


 あ、着信……もしもし。



「あー、フィアです。ぱにょ〜ん読みました。なんですか、あれ?
 救いようがないにもほどがありますよ。
 それにみーやさん、なんかいい感じにまとめはいっているけど、
 まだ話は完結してませんよね。
 あれで終わったら、読者への裏切りです。
 もしもし、聞いてますか? もしも〜し」



 ……チッ。



 話を続けます。
 とりあえず、この話はこれで完結です。
 ちなみに、これがこの話での正史です。
 ルドラサウムが目覚めた以上世界は崩壊するし、
 それ以前の話に戻っても、
 四級神にすら人の身で勝てるわけありません。
 エンジェルナイトが人類を駆逐する為に存在するものなら、
 現れた瞬間、人類の滅亡が決定しています。
 更にこの話、洒落にならないほど大きな存在が関わっているので、
 この状況になるとすでに、絶望的なほど手遅れです。
 そもそも、フィアと出遭ったことがバットエンドへのフラグですし
 そうでなくとも、ルドラサウムはいつか目覚め、キッチリと世界を滅ぼします。
 鬼畜王ではなんらかの対策をするのだろうけど、
 この話では間に合わなかったようですね。
 ランスのような才能限界無限のイレギュラーもいるし、
 魔人という人間では歯向かえない化け物も、
 それを指先一本であしらう魔王も存在します。
 そして、その魔王ですらため息一つで滅ぼす神。
 その領分は、決して人が踏み入れられるものではなく、
 滅びると決定した瞬間、世界は絶対に滅びるのです。
 その愚かしい現実が、この物語の終焉です。

 ちなみに、異伝、いわゆるトゥルー(?)エンドですが、
 そちらの方もきちんと書くつもりです。
 ただ、出すかどうかは迷っているので。
 迷うだけ迷って、きちんと結論付けようと思います。

 とりあえず、これで完結です。

 最後まで読んでくださった方、ご拝読ありがとうございました。



「あ〜。みーやさん、なんで電話切っちゃうんですか?
 まだ、みーやさんに伝えること残ってるのに。
 良いですか? よく聞いてください。
 この話がバットエンドになった理由は、ラグナロクです。
 ラグナロクの日の、ポロンくんの選択が間違っていたからです。
 あの、『フィアを見捨てる』と、『フィアを助ける』、この二つの選択肢ですけど、
 『フィアを助ける』を選んでください。
 すると、もうちょっとお話が続きます。
 一応、スワンとかあたしの正体もあかされますし、
 本格的なエンジェルナイトとの戦いが始まるので、そっち選んでください。
 ADVに飽きたからって投げ捨てないでください。
 みーやさんの悪いところはADVを途中で投げ捨てるところです。
 みーやさん、フィアの好感度はMAXですから、選択肢出るはずですよ〜。
 もしかして、選びたくない? 単純に選びたくないだけですか?
 あたしをヒロインにしたくないだけですか?
 だから、こういうアホ臭いラストにしたんですか?
 つまり、あたしへの嫌がらせでこういうことしたんですか?
 みーやさん、本音を聞かせてくれませんか〜?
 もしも〜し、もしも〜し、電波届いてます? もしも〜し」




<MINE DREAM>完結編が置いてあります。
http://www10.ocn.ne.jp/~mdfal/