Shape of MADOKA’s Heart

「んっ…くしゅん!」
昼間から惰眠を貪っていた俺は、自らのくしゃみで目を覚ました。
窓の外からはセミの大合唱が響く。太陽はまだ空高くその存在を誇示している。連日『今年一番の暑さ』だの『観測史上最高を記録』だのとニュースでは騒いでいるが、俺がクーラーを付けたままで眠っていたため、部屋の中はむしろ肌寒く、窓一枚隔てた外とは別世界である。このクソ暑い中家庭を支えるため走り回る世のお父さん方が今の俺の姿を見れば縊り殺したくなるかもしれないが、俺だって好き好んでこんな社会不適応者じみた生活を送っているわけじゃあない。ちゃんと理由があるのだ。

俺の名は柳瀬恭平。今は地球征服を目論む悪の組織『ダイラスト』と闘う正義の味方をやっている。とは言っても実際に俺が奴らとどつき合うわけじゃあない。実際にそれを行なうのは、俺の幼馴染で巨乳天然眼鏡っ娘の高円寺沙由香が変身する『エスカレイヤー』だ。
エスカレイヤーとは沙由香の親父さんである高円寺源太郎博士が開発した、精神的昂奮をエネルギー源とする正義のヒロインである、が、その技術は未完成だったらしく、何をトチ狂ったか性的な昂奮でないとエネルギーを得られなくなってしまったらしい。高円寺博士といえば見た目も話し振りも温厚な紳士と呼ぶに相応しい人物なのだが、実の娘をそんなヤバすぎるモノにさせるところを見ると…。と、それはさておき、そのエネルギー充填のため沙由香とエッチしてどきどきさせる役目に、幼馴染であるこの俺が選ばれたわけである。やりたくても相手がおらず、代償行為としてのエロゲーに没頭した結果、パソコンを見ただけで昂奮するようになってしまった世の童貞諸兄が、巨乳幼馴染とやりまくりな今の俺を見たら、妬ましさのあまり滅多刺しにしたくなるだろうが、いくら俺が○○歳の高校生であろうと、昼夜を問わずは少々ツラい。特に今朝は少々張り切りすぎて枯れ気味になってしまった。だから、言うなればこれは『戦士の休息』なのだ。ははは。

「失礼します恭平さん」
いきなり俺の目前に、メイド服を着た緑髪の幼女の無表情顔が飛び込んできた。ふと見ると、百インチはあろうかと思われる巨大なTVモニターのような物を、空のダンボール箱でも運ぶかのごとく片手で軽々と抱えている。
「のわぁっ!何の用だロボ子!?」
「私の名はマドカです。その不快な呼称はやめるよう言ったはずですが。」
「個体名識別のための符合なんかどうだっていいだろ!俺は何の用かと聞いているんだ!」
『これ』の名前は高円寺マドカ。世間的には沙由香の妹と認識されているが、この人外丸出しな髪の色と馬鹿力から分かるとおり、こいつは人間じゃあない。エスカレイヤーをサポートするために製造されたアンドロイドだ。一応本人は自分の事をを生意気にも『高性能だ』などと言い張っており、どういう構造なのかメシを喰ったり果てはエッチまでできてしまうが、その無機質な表情と抑揚のない口調は、やはり人間のそれとは違う。

「本日は恭平さんのリビドーをより効率よく回復させるために来ました。」
あくまでマイペースにマドカは言うと、件のモニターをまるで空のダンボールのように軽々と床に置くと、背を向けて何やらいじり始めた。
「何だ?AV鑑賞会でもやろうってのか?」
「おそらくもっといいモノです。今からある人物を追跡するようにセットした隠しカメラからライブ映像を送って、このモニターに映します。」
そう言うとマドカはリモコンでモニターの電源を入れた。

『んっ…く…あああぁぁぁ…ッ!!!』
モニターが点くや否や、いきなり大音量で明らかなよがり声が響き、大画面には顔を昂揚させた女のアップが映る。
「隠し撮りなんて悪趣味な奴だな…って、こいつは!」
悦楽の表情を浮かべる女の顔を見て、俺は思わず大声を漏らしてしまった。この女の顔には見覚えがある、というか見慣れている。さらに言えばつい今朝もこの顔を見た。と、カメラが引いたのか、女の顔全体、さらにはむき出しのかなり豊満なバストを映し出す。仰向けの状態で横たわっている女の髪の色は派手なピンク、俺が知っている女でこの髪の色をした奴は一人しかいない。

「え…エスカレイヤー!!!?」
見間違いようもない。モニターに映っているのは、裸に剥かれて何者かに弄ばれている正義のヒロインエスカレイヤーそのものだ。
『やんっ…!』
俺の驚きの声に反応したかのように、エスカレイヤーが短く声を上げる。画面の外から、明らかに人間のものとは違うケモノじみた腕が伸び、彼女の乳房をかなり強い力で絞り上げるように揉みしだいている。さすがに刺激が強すぎるのか、エスカレイヤーは思わず顔をしかめる。
「沙由香、あいつまさかフラストの奴らに…」
フラスト―フラストモンスターとは、ダイラストが地球上に蒔いた“イデアの種”なる物体が周囲の人間の欲望をエサにして発生する、地球侵略のための尖兵、まあいわゆる『怪人』なわけであるが、こいつらは欲望から産み出されたためか、戦闘でエスカレイヤーを打ち負かすと、各々の特性を存分に発揮する方法で力尽きた彼女を無理矢理犯すのだ。ただ、エスカレイヤーのエネルギー源はさっきも言ったとおり性的昂奮であり、さらに
奴ら凌辱者なりの美学なのか、それとも沙由香自身そのシチュエーションを心の底では好んでいるのか、エスカレイヤーはフラストとの行為で必ず絶頂に導かれており、その結果エスカレイヤーはそのたびにより強力な正義の味方にとなるわけで、奴らにとっては正に敵に白い液、じゃなくて塩を贈っているようなものなのだが。しかし、高円寺博士はダイラストの侵略を予見しており、当然フラストのことも知っているはずだが、その上で実の娘をこんなモノにするとはやはり鬼…。

『…っ…ああんっ…やあぁぁん…!!!』
しまった。こんな余計な事を考えている場合じゃあない。このモニターに映っているのがライブ映像なら、今まさにエスカレイヤーは怪人に徹底的に痛めつけられた挙句犯されてるって事だ。早く助けに行かねば。
「ふぅー。ずずずず…」
ふと傍らのマドカを見ると、いつもと全く変わらない表情で茶をすすっている。
「コラてめえロボ子!何落ち着き払ってやがる!行くぞ!」
「どちらにイかれるつもりですか?恭平さん。」
「何言ってんだこのポンコツ!沙由香が怪人に犯られてんだぞ!助けに行くに決まってんだろ!」
「落ち着いてください恭平さん。よく沙由香さんの様子をご覧になってください。あれが強姦されているように見えますか?」
マドカは激高する俺にモニターを指し示す。
『はあ…っ、ん…ッ、そこ…くっ…です…』
相変わらずあえぎ声を上げ続けるエスカレイヤー。そういえば怪人に負かされた割に、汗の浮いたその肌には傷一つない。大体コスチュームがほとんど剥ぎ取られてほぼ全裸になっているのも何か違和感を覚える。フラスト達は『正義の変身ヒロインを蹂躙する』という事に至上の悦びを感じるらしく、その象徴たるコスチュームは胸や局部を除いてあまり破かず(特に手袋にはこだわりがあるのか、必ずと言っていいほど残されている)、半脱ぎの状態で凌辱するのが常なのである。さらに映像からエスカレイヤーが押し倒されているのはシーツの上、どうやら場所はどこかのホテルらしい。フラストがエスカレイヤーを犯すときは、邪魔が入らないよう『イデアの壁』という異空間に閉じ込めるはずなのに。という事はフラストが相手ではないのか?
『あむ…っ。…ん…、…ちゅ…っ』
と、画面に凌辱(?)者と思われる奴が映りこむ。そいつはエスカレイヤーの左乳房に食らいつくと、固く勃起した先端をまるで赤ん坊のように吸いだした。いや、後姿しか映っていないが、責め方だけじゃあなく体型も地球人の子供みたいだ。手は肉球、亜麻色の髪からは犬のような耳が生え、臀部からはやはり犬のような尻尾が生えている以外は、まるで○学生男子のような幼い肢体である。待てよ。あの犬耳、どこかで見覚えが…。
『んう…っ、そう…上手…ですよ…ッ、ルーイ…くん…っ!』

「おいロボ子!何であいつが沙由香とヤってんだよ?」
犬耳に少女のような容姿、庇護欲または嗜虐心をかきたてられる、怯えたような表情、特定の性癖を持つ一部の女(及びごく一部の男)を悩殺するために設計されたようなルーイとか言う小僧は、一応ダイラストの構成員である。ただ、戦うエスカレイヤーの姿に一目惚れし、彼女に出逢うべく街に現れ、首尾よく遭遇したもののあっさり叩きのめされたが、泣きじゃくる少年怪人の姿に母性本能をくすぐられて昂奮した沙由香は、情にほだされ結局ルーイには一時の夢、エスカレイヤーにはエネルギーとロリショタ少年の童貞を分かち合って別れたのであった。だが、何故今更…。
「エネルギー充填が想像以上に良好でしたし、沙由香さんも随分とお気に召していらしたようでしたので、あの後、今のように恭平さんが使い物にならない時に、沙由香さんのお相手をさせるために私が彼に連絡用の通信機を渡して確保しておきました。」
事もなげに言うマドカ。
「ちょっと待て、あいつ確かダイラストだろ?」
「心配しなくても彼には変身後の沙由香さんとしか会わせていませんので、ダイラスト側に正体が知られる事はありません。それに通信機には盗聴器とカメラ、発信機を仕込んでおきましたので、逆に彼からダイラストに関する有益な情報を幾らか得る事に成功しています。流石に本拠地の正確な座標までは掴めませんでしたが。」
「だいたい俺は何も聞いてない!俺は…」
「恭平さんに教える必要はないと判断しました。」
「何でだよ!?俺はあいつの…」
「恭平さん、貴方は沙由香さんの恋人ではなく、単なるエネルギー充填用のパートナーに過ぎません。ですから、例え沙由香さんが誰と寝ようと、文句を言う権利など貴方には無いはずです。それより、せっかくですから楽しまれたらいかがですか?正義のヒロインと少年怪人の絡みを。貴方のそれも随分と続きを見たがっているようですし。」
と言いながらマドカは俺の股間に視線を向けた。今朝の沙由香とのプレイで力尽きていたはずのそれは、俺の意志を無視していつの間にかズボンを大きく持ち上げていた。

『…ん…。ルーイ君…、さっきから…ムネばかりですね…』
『っ!?ご…ごめんなさいお姉ちゃん!よくなかったの?』
エスカレイヤーの言葉を咎められたと受け止めたのか、彼女を組み敷いて一心不乱に右乳首を吸っていたルーイは、叱られた子供の表情で顔を上げた。
『ふふ。誰もダメだなんて言ってませんよ。ただあんまり一生懸命でしたから。ルーイ君、そんなに私のおっぱい、好きなんですか?』
『え…あ、はい…。その…すごくおっきくて、キレイで、あったかくて、柔らかくて、あ!?うぷっ!』
照れくさそうに沙由香の乳房について語るルーイに感極まったのか、エスカレイヤーは体を起こすと、ルーイをひしと抱きしめ、その顔を自らの巨乳に押し付けながら髪をよしよしという感じで撫でる。
『くすくす。ルーイ君は素直ないい子ですね。恭ちゃんとは大違い…』
『むぐ…。いまなにか言った?』
『何でもありませんよ。それより、いい子なルーイ君には、この大好きなおっぱいでご褒美をあげます。』
『ごほうびって…っわあ!?なにするの!?』
ルーイが驚きの声を上げる。エスカレイヤーが硬く勃起してはいるものの、まだ半剥けな彼のペニスを掴み、ぐいっと包皮をずり下ろしたのだ。たちまち赤く充血したひどく敏感そうな亀頭が露出する。
『怖がらなくても大丈夫ですよ…んっ…。』
経験に乏しいため、何をされるか分からず不安そうなルーイをなだめると、エスカレイヤーは乳房を抱え、その谷間に本人と同様震えるペニスを挟み込んだ。極めてボリュームに富む正義のヒロインの双丘は、たちまち発育途上な少年怪人自身を、根元まですっぽりと飲み込んだ。
『じゃあ…いきますよ!』
と言うと、エスカレイヤーはルーイのペニスが挟まった乳房をぎゅっと寄せると、その豊かな艶肉を生かした長いストロークで少年の肉棒をしごきあげ始めた。
『あぁっ!こんなの!んっ!やあっ!あうんっ!』
そのような行為が存在する事自体知らなかったのであろう。全く予想もしなかったパイズリの鮮烈な刺激に、ルーイは驚きと恥ずかしさと快楽の入り混じった表情で甲高い嬌声を上げる。それを見たエスカレイヤーは一瞬悪戯っぽい笑みを浮かべると、動きを短くピッチを上げたものに変化させ、さらに無垢な少年を責めたてた。

ごくり、と思わず唾液を飲み下す。いつの間にか喉がカラカラになっていた。大画面のせいか、周囲の風景が全然目に入らず、ただ正義のヒロインが少年怪人の躰を弄ぶ映像のみが脳に流れ込む。外で騒いでいるセミの合唱がひどく遠くに聞こえる。時折胸の辺りに冷たいものが流れてくるのは、つけっぱなしにしていたクーラーのためだけではなさそうだ。
――貴方は沙由香さんの恋人ではなく、単なるエネルギー充填用のパートナーに過ぎません――
――沙由香さんが誰と寝ようと、文句を言う権利など貴方には無いはずです――
マドカの抑揚の無い台詞が頭の中に響き渡る。確かにそれは事実だ。沙由香とは毎日昼夜を問わず肌を重ねてはいるが、それはただ単に高円寺博士のろくでもない発明のせいであり、ちょっと俺たちの躰の相性が良かったからに過ぎない。沙由香は地球の平和を守る正義の変身ヒロインで、俺だけのために存在するわけではない。俺が役に立たないなら、代役を立てるのは当然の事じゃあないか…。だけど…。
「少々リビドーを回復させすぎたようですね。」
マドカは感情を感じさせない声でそういうと、ズボンの上から俺に触れた。勃起は痛いほどになっており、それを押さえつける下着は既に先走りでグショグショになっていた。
と、マドカはいきなり俺のズボンのジッパーを下ろすと、隙間から指を差し込み、俺のいきり立って脈打つペニスを引きずり出した。
「なっ!?おい!いきなり何しやがるロボ子!」
「このままでは次回のプレイの際、沙由香さんをどきどきさせる前に射精してしまいます。一度抜いておいたほうが良いと判断しました。」
マドカは俺の愚息を指で軽くしごきながらそう言うと、俺の股間に顔を埋めた。舌を伸ばして亀頭を濡らすカウパー液を舐め取ると、その舌を裏筋、袋、蟻の門渡り、そして菊門へと絶妙なタッチで這わせた。
「く…、ちょっと待てお前…ッ!」
思わず俺が声を上げると、マドカはボタンとタイを外してメイド服を緩め、上着を脱ぎ始めた。たちまち幼い外見に違わぬ細い肩や腕や首筋、そしてかすかに存在するバストが露わになる。
「私のサイズでは、今の沙由香さんのようにペニスを挟む事は物理的に不可能です。しかし…。」
そう言うなりマドカは俺の分身を掴むと自らの未発達なふくらみに押し付け、そのまま上下にこすり付ける。さらに小さな乳首を亀頭に当て、カリの裏側をぐるりと伝わせると、尿道に挿入してグリグリとひねりを加えて深く飲み込ませてゆく。
「うっ…くうっ…あぐ…っ」
「いかがですか恭平さん?世間では巨乳のパイズリよりもこちらの方が気持ちいいとされていますが。」
どの一部変態性欲者の世間かは知らないが、確かにこれは効く。全体的に柔らかく包み込むのとは違い、快楽が与えられるのは一部だが、俺の感じやすい場所がピンポイントで責められている。肉棒に電気のような刺激が断続的に走り、不覚にも情けない声が漏れてしまった。

『あんっ…はぁうっ…お姉ちゃん…ダメだよ…ッ!これ以上されたら…くうっ!イっちゃうよぉ…!』
モニターの中のルーイも限界が近いようだ。切れ切れの声で叫ぶ。
『いいですよルーイ君、このままイってください。んっ!』
エスカレイヤーはそう言うと、乳房を下の方にずらして埋もれていた少年の亀頭をわずかながら露出させ、軽くくちづけをした。
『…っ!あっ!あ――――――――――――ッ!!!』
キスが引き金になったのだろう。ルーイは長い絶叫とともに絶頂へと突き上げられた。激しく暴れるペニスから放たれた大量の精液は、エスカレイヤーの顔や髪、胸や腕など上半身のいたる所を白く染め上げていく。少年怪人のスペルマにまみれた正義のヒロインの姿が、一瞬俺の目には純白のヴェールとウエディングドレスを身に着けているかのように映ってしまった。
『…ふふふ。いっぱい出しましたね…。んっ…』
エスカレイヤーはそうつぶやくと、口元に垂れてきた白濁液を舌で舐め取りながら、やはりザーメンまみれになっているルーイのペニスを胸で拭った。
『………………』
『どうしたんですかルーイ君?そんな落ち込んだ顔をして…。』
思うざま放出した割に少し沈んだ少年の顔に気付き、心配そうな声でエスカレイヤーが尋ねた。
『………あのね、このあいだお姉ちゃんがしてくれたとき、ボクすごく気持ちよかったから、だから、その、今日はボクがお姉ちゃんを気持ちよくしてあげようって。でも…。』
どうやらルーイはエスカレイヤーをイかせる事ができず、逆にイかされてしまった事を済まなく思っているらしい。
『そうですか。そんな事を気にしていたんですね。』
『そんなことって、…ひゃっ』
エスカレイヤーはなおも浮かない顔をするルーイの犬耳を掴むと、精液で汚れていない左の下乳辺りに押し付けた。
『私、ルーイ君とこうしただけで、こんなにどきどきしています。それに…』
さらにルーイの手を取り、自らの秘部に重ねさせた。
『あ…』
『ほら…ここもルーイ君と愛し合ってひとつになりたいって言っています…』
そこは既にしとどに濡れ、ひくひくと蠢いていた。その感触に、少年の情欲がペニスに集まり、再び硬く隆起する。
『あ…。ルーイ君のおち○ちんも私と愛し合いたいって言っているんですね…。』
『…ボク…。』
『いいですよ…。来て…。お姉ちゃんの事をもっと愛してくれますか…?』
耳元にそうささやくと、エスカレイヤーは再びベッドに身を横たえ、足を大きく広げて少年怪人をいざなった。
『うん。ボク、いっしょうけんめいがんばるから!』
自分に言い聞かせるように宣言すると、ルーイは自分のペニスを掴んで慎重に正義のヒロインの秘芯の位置と合わせると、深く腰を沈めていった。
ちゅぐっ…
『あぁ…ッ!!!』
待ち望んでいたルーイの熱いペニスの感触に、エスカレイヤーの喉から歓喜の嬌声がほとばしった。

『…うっ、くぅっ、お姉ちゃんっ…、エスカレイヤー…ッ!』
『ああっ!はぁん!ルーイ君っ!ルーイ…っくぅん!ああっ!』
モニターの中の2人は肌を重ねながら熱に浮かされて潤んだ瞳で見つめあい、壊れたオーディオのようにお互いの名を繰り返し呼び続ける。これではまるで、いや、愛し合う恋人同士のセックスそのものじゃあないか。
女を知ったばかりのルーイには、テクニックと呼べるようなもの存在しない。ただがむしゃらにエスカレイヤーの膣奥に向かって腰を打ち付け、時折激しく揺れる豊乳を掴んで揉みしだき、硬く勃起した乳首に吸い付くのみだ。だが、ひたむきに自分を求める姿がひどく嬉しいのだろうか、エスカレイヤーは既に数度軽くイかされている。
(あいつ、俺との時は「愛し合う」なんて言わないくせに。くそっ!)
ひどく気分が乱される。心のそこからドス黒いものが浮かび上がってくる。しかしモニターから垂れ流される2人の媚態に視覚と聴覚を、半裸のマドカが舌と指と乳首で与える刺激に触覚を支配され、俺のペニスも爆発寸前まで張り詰めている。気が狂いそうだ。
「…ん…ちゅぷ…出していいですよ…口でも胸でもお好きな場所に…」
俺の息子を弄るうちに自分も昂奮してきたのだろう。いつもは無味乾燥なマドカの声が熱っぽくなっている。こんな所ばかり人間じみている。
大体俺がこんな気分になった原因はこのアンドロイドのせいだ。こいつのせいで…。こいつのせいで!

「畜生っ!!!」
「っ!きゃあ!何をするんですか恭平さん?」
逆上した俺はいきなりマドカの太股を掴むと、思い切り持ち上げ、後ろを向かせた。屋外で幼女に排尿させる時のような姿勢にすると、手をスカートに突っ込んで指をショーツに引っ掛けて引き摺り下ろし、無毛のスリットを露出させる。
「止めてください恭平さん!そこは…ッ!嫌あぁぁ!」
何をされるか悟ったマドカの声を無視し、割れ目をこじ開けると限界までたぎったペニスの先端をねじり込ませる。
「何言ってんだ!どこに出してもいいって言ったのはお前だろ!?」
と言うと同時に俺は腕の力を抜いた。支えを無くしたマドカの躰は勢いよく降下し、俺のペニスに最奥まで貫かれた。
マドカとは以前沙由香と3人でヤった事があるが、こいつのナカは外見と同じく未成熟に作られており、極めて狭い。既に我慢の限度に達していた俺のペニスはその締め付けに耐えられず、あっさりマドカの膣奥に欲情を放ってしまった。
「…熱っ…!くぅ…。きょうへいさ…むぐっ!?」
俺は右手でまだ繋がったままのマドカの後頭部を掴むと、そのまま顔面を荒々しくベッドに叩きつけ、さらに後ろから手加減無しに腰を叩きつけた。数度のグラインドで俺の肉棒は硬度を取り戻し、様々な角度からマドカの肉壁をえぐる。さっき撒き散らした俺の精液が潤滑油になっているのか、俺のペニスは狭い膣内を思いのほかスムーズに動き回る。
「あっ!駄目です恭平さん…っ!これ以上出しては次のプレイに…くっ」
「黙れこのポンコツ!畜生!お前がっ!お前が!!!」
“お前が”?マドカが何をしたというんだ?あいつは『地球の平和を守る』というプログラムに従って行動するだけの、ただの機械人形だ。今回沙由香をルーイに抱かせたのも、エスカレイヤーのエネルギー充填用パートナーである俺が役に立たなかったからだし、その様子を俺に見せつけたのも、一刻も早く俺を回復させるのに有効な手段だと判断したからに過ぎない。俺を傷つける意志など全く無かったはずだ。心そのものが無いのだから。
ならこのやり場の無いドス黒い感情はどこにぶつければいい?俺以外の男に脚を開いている沙由香か?俺とは別に恋人ではないから、誰と寝ようと裏切った事にはならない。沙由香を抱いているルーイか?ただあいつは惚れた女と想いを遂げただけだ。なら…。
「くそっ!畜生っ!くそったれ!」
俺は自分でも誰に向けているのか分からない怒りの言葉を吐きながら、さらにマドカを責め続ける。苦痛に対する機体の自己防衛機能が作動しているのだろうか、レイプ同然に貫かれているにもかかわらず、マドカの淫花からは愛液に似た潤滑液が滲み出していた。
「あっ!恭平…さん!そんなっ!私…っ!…壊れて…しまいます…ッ!」
「はっ。そうかよ!じゃあ壊れろよ!壊れちまえよ!」
俺はそう叫ぶと、左手の親指をマドカの菊門に無理矢理挿入し、腸壁をえぐるように滅茶苦茶に掻き回し、さらに人差し指と中指も突っ込んで拡張させて激しくスライドさせた。
「あぐっ!?そんな…っ!お願いです!くっ!もう赦してくださ…あああっ!」
マドカの唇から、いつもの冷静な態度からは考えられない哀願の声が漏れる。その姿に多少は溜飲を下げた俺は、頭を押さえつけていた手を離し、挿入していた指も抜くと、その両手をマドカの薄い胸に回して優しく撫で回す。さらに腰の動きも、痛めつけるような激しいグラインドからソフトに掻き回すような動きに変える。
「あ…?きょうへい…さん?…っ!どうして…?あっ!くっ!あぁっ!」
レイプ同然の責めから突如優しい抽送へと変わった事に戸惑いながらも、マドカの口から安堵と歓喜の入り混じった声が漏れる。極限まで冷やされた部屋の空気は、お互いに火照って汗が浮いた肌には心地よく感じられる。
「くうっ…!私っ…おかしく…!あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!」
マドカの叫び声とともに肉壷がギュッと緊縮する。俺はその締め付けに逆らって無理矢理引っこ抜くと、むき出しの背中に向けて情欲を放った。思いのほか多量の精液は、緑色の髪や華奢な背中、皺のよった紺のスカートを白く汚していった。

『あああっ!ルーイ君!お願いっ!くぅっ!はぁぁぁん!』
『あうっ!エスカレイヤーっ!あっ!好きっ!大好きだよっ!』
『嬉しい!んあっ!お願いっ!もっと!来てくださいっ!あん!』
2人の愛の営みも最終局面に達しようとしていた。最初ルーイの意志を尊重して彼の責めに身を任せていたエスカレイヤーだが、こみ上げてくるいとおしさに耐えられなくなったのか、自らを貫く動きに合わせて腰を突き上げて敏感な場所へ少年のペニスを突き立てさせ、下から彼の頬に、首筋に、耳朶に、胸にキスの雨を降らせる。
『はぁっ!ボク!もう!だめっ!いっちゃう!いっちゃうよぉッ!』
『ああっ!私もっ!あっ!来ますっ!凄く…っ、大きいのがっ!あぁぁ!』
お互いに限界が近い事を告げあうと、最後の力を絞り出して自分達が出せる最大限の速さで腰をぶつけ合い、お互い自身を求め合う。シーツはエスカレイヤーの汗と愛液で既に大部分が染みに覆われていた。

『あっ!ルーイ君ッ!あああああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!』
『あうぅっ!エスカレイヤーッ!あぁ―――――――――――――――ッ!!!!!』
二人はお互いの名前を叫びあいながら、同時に絶頂へと跳ね飛ばされた。

『あぁっ!くぅ!え?どうしたのっ?ボクっ!止まらないよぉ!?』
エスカレイヤーと繋がったまま、ルーイが尿道から響く快楽で途切れ途切れになりながら驚きの声を上げる。ペニスの脈動が全く治まらず、射精が終わろうとしないのだ。
『はぁっ…凄い…。ルーイ君のおち○ちん、まだ私のなかでびくんびくんって動いて…!あぁんっ!うそっ!私、またイっちゃいます!やぁああああぁぁぁぁ。』
オルガスムスの高みから降りようとしていたエスカレイヤーは、膣内を暴れまわるルーイの肉棒と白濁液にかき回され、再びエクスタシーの濁流の中に叩き込まれた。
『ボクっ…あたまが…っ!…まっしろに…なにもかんがえられないよ…っ!』
『私…こんなの…あっ!はじめて…です…はぁん…凄い…っ!』
酸欠状態の魚の如くぱくぱくと覚束なく口を動かし、ぼうっとした瞳で見つめあいながら、二人は何度も何度も繰り返し繰り返し突き飛ばされる絶頂に酔いしれた。少年怪人のペニスから正義のヒロインの卵子に向けて絶え間なく放ち続けられる莫大な量の精液は、エスカレイヤーの膣内や胎内を満たし、二人が繋がった隙間から奔流となって溢れ出すと、彼女の形のよい臍を伝って流れ、大きな乳房にぶつかって三筋に分かれ、双丘にさえぎられた流れは脇腹を伝って純白のシーツをさらに白く染め、谷間をくぐった流れは喉元や鎖骨のくぼみに水溜りを作った。
不意にルーイが糸の切れた操り人形のように脱力し、自らの精液にまみれたエスカレイヤーの躰の上に倒れこんだ。なおも腰が痙攣したように動いているところを見ると、気を失いながらもまだ射精は続いているらしい。終わりの全く見えない絶頂の荒波に翻弄され続けているエスカレイヤーは、自分の上で眠る少年の姿を認めると、わずかに残った自我を動員して両腕を動かし、彼をぎゅっと抱きしめると、躰を駆け巡る快楽に身を任せて意識から手を離した。その刹那、唇が「きょうちゃん…ごめんね…」と動いたように見えたのは、俺の虫がいい願望から生じた幻だろうか…。

「私にも少々やりすぎた面があったことは認めます。まさか恭平さんがそこまで逆上するとは予想していませんでした。お互い今日のことは忘れた方がよろしいかと。」
気温も雰囲気も極限まで冷え切った部屋で、いつも通りそれ以上に冷めた表情、冷たい声でマドカはそう言った。汚されたメイド服をどこからともなく出した新しい服に着替えると、先ほどまで凌辱されていたのが嘘のような普段通りの姿になった。
「ああ、俺だって思わずお前を犯っちまったからな。別にお前を責める気はねえよ。」
心の中にわだかまった色々なものを押さえ、俺は答える。
「その割には随分とお辛そうな顔をしていますが。」
「だから何だってんだよ?」
「一つ言っておきますが、ダイラストの攻勢がより激しくなると予想される以上、こちらもより多量のD2エナジーを充填してエスカレイヤーを強化する必要に迫られるでしょう。今までのプレイでも根を上げているなら、これから先、何度も今日のように沙由香さんを恭平さん以外の男性に抱かせる事になるでしょう。恭平さん、耐えられますか?」
「……………」
「それを見るのが辛いのならば、いっそ沙由香さんのパートナーを辞められてはいかがでしょうか?代役でも十分過ぎるほど役に立つ事が判明しましたので、こちらとしては特に問題はありませんが。」
「…辞めねえよ。別に俺はあいつとヤるためだけのパートナーとは思っていないから。」
俺はマドカの提案をきっぱり断った。ただの女子高生だったのに、侵略者とたった一人で戦わされ、痛めつけられ、凌辱される事すらある沙由香。一方俺は何の力もない、ただの高校生だ。あいつに代わって戦うことさえできない。なら俺にできる事は、傷ついた沙由香をせめて最期まで側にいて支えてやるぐらいだ。例えただの幼馴染に過ぎなくても…。
「それに…こいつが本物の映像だっていう証拠もないしな。」
俺はそう言うと、互いの汗と体液にまみれたエスカレイヤーとルーイが繋がったままで安らかに眠る姿を映しているモニターを指し示した。無論自分でもその可能性は低いと分かってはいる。恐らくモニターの中の光景は現実だろう。だが、そう信じ込むことにした。でないと、あまりにもやりきれない。
「沙由香さんを信じているのですか。…おめでたい人ですね。」
「あ?どういう意味だそれは。」
わずかにトゲの混じったマドカの言葉に、押さえ込んでいたやり場のない感情が出そうになった。
「直接本人にお聞きしてみてはいかがでしょうか。『お前に隠しカメラを仕掛けてたら、別の男とヤっているシーンが映ったんだけど、どういうことなんだ?お前の姿があんまりエロいんで、俺は思わず側にいたロボットをレイプしちまったんだけど』と。」
「てめぇ!」
挑発的な台詞にキレそうになった俺は、思わずマドカの胸倉を掴もうとした。マドカはその手を難なく払うと、その手を握って俺の目を見つめ、口を開いた。
「そんなに沙由香さんがいいのですか?私では…」
最後の方はよく聞き取れなかった。奇妙に真剣味を帯びたその口調に俺が聞き返そうとすると、マドカは掴んでいた手を離し、出口へと歩いていった。
「それでは、明日もよろしくお願いします。」
マドカはドアの前で振り返って、いつも通りの無機質な口調でそう俺に言うと、何事も無かったような歩調で出て行った。

「お…おいちょっと待て!…くそ、何だってんだあいつ…」
『あ…。ルーイ君のおち○ちん、あんなに出したばかりなのに、まだ私の中で凄く硬い…』
一人取り残された俺の耳元に、突如艶っぽい囁き声が飛び込んできた。
「うわっ!ってあのバカ、置きっぱなしで帰りやがった!」
モニターは相変わらず点きっぱなしで、裸のままの二人を映し続けていた。
俺は毒づきながら、見るに耐えられない映像を消そうとしたが、そのモニターには何故か電源スイッチも音量調節ボタンも見当たらなかった。
『きゃぅっ!な…何するのお姉ちゃん!?』
『ふふ…。今度は…私の番です…んっ!』
画面の中では、エスカレイヤーが自らに突き刺さったままのルーイのペニスが抜けないよう慎重に身を起こすと、そのままルーイを押し倒していた。
「く…。畜生、ビクともしやがらねえ。」
マドカに持ち帰るよう連絡するのも憚られ、仕方がないのでせめて俺の目が触れない場所に移動させようとしたが、その巨体に見合った重量があるそれは床に根を張ったかのごとく、冷え切った部屋の中汗だくになって全力で押しても引いても全く動かなかった。
「…どうやってこんな物を片手で抱えてきたんだ、あの馬鹿力は…」
呟きながら俺はふと疑問に思った。これだけのパワーがあるなら、何故あいつは俺に犯されている時に抵抗しなかったのか。まさかこうなる事を望んでいたなんて事は…。
――そんなに沙由香さんがいいのですか?私では…――
マドカが漏らした言葉が脳裏に浮かぶ。プログラムされたものとは思えない、その時の切なげな表情も。あいつはアンドロイドだ。感情自体存在しないはずだ。だがあの時のマドカの顔はまるで…。
『あうっ!駄目っ!こんなの…凄すぎるよぉ…っ!』
『あっ!ルーイ君!頑張ってくださいッ!ああっ!いいッ!』
考え込む俺をよそに、エスカレイヤーは長い髪と豊かな胸を大きく揺らしながら、淫らなダンスで腰を振りながらルーイを責め立てる。自分だけイかされるのが嫌なのか、ルーイもエスカレイヤーの巨乳に手を伸ばして揉みしだき、必死で腰を突き上げてエスカレイヤーの奥を貫いていた。

(終)


――あとがき――
初めまして。ウィキペディアのエスカのページに多量の加筆をしていた張本人です。
今回『寝取られ』をメインテーマに『とにかくエロくて、でもちょっと切ない感じで』となるようにと書いてみたところ、思いのほか莫大な量になってしまいました。エロなSSを書いたのは初めてですが、改めてその方面に携わる方の苦労を痛感しました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。
拙い文章ですが、ご感想、アドバイス、ダメ出し等がございましたら(もちろん『良かった』とか『エロかった』など褒めていただけた方が嬉しいのですが)、一行掲示板か以下のアドレスに感想をいただければ幸いです。
suns-orpheus44@q.vodafone.ne.jp
最後に、アリスソフトスタッフ及びアリスファンの皆様に感謝を込めて

9月26日・まわしもん