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*-* 「おいちょっと待てよ!!」 ギロッと擬音が出そうな視線で振り返る高円寺沙由香。 「どうしておんなじ図書館に来てたの?もしかして恭ちゃん、ストーカー?」 「あのな、俺に犯罪の前科があるんならとっくの昔に刑務所行き決定だろが。それにどうして 来てたのかはコッチのセリフだよ。ここでのDDDチャージは明日の予定のハズだろ?」 「別に・・・私が自分でどこに行こうが・・・」 「ま、そりゃそ〜だ。でも、せっかく来てるなら来てるで一声かけてくれてもよかったろ。 へぇ・・・それ新しいシャドーとリップ?はは、おめかししてたんだ。綺麗だ。似合ってるよ・・・ 気分出るよな」 「知らない」 「ち、ちょっと待てよ!」 「ついてきたら、蹴り飛ばす!」 「あ、分かった!オマエ『気分』って言った意味絶対誤解しただろ!!」 「違いますっ!!」 キックですごんで雑踏の奥へ歩み去る沙由香。呆然と見送る恭平。 <沙由香さん、恭平さんのアトをつけてきたの・・・気付いてましたよね> 耳に入る痛い通信。沙由香の妹とというかたちをとったサポートドロイド。マドカのものだ。 「いっとくけど、今のは沙由香がつれないんだからな。あんな剣呑な空気で相対されてみろよ。 前は前で敵が攻め込んできたってのに、絶頂クライマックスの 途中で一人で先に帰っちゃうし。追いかけていきようがねーじゃねーか。 苦労したんだぜ。そこらじゅう探し回らされて青姦にはげむのは。一歩間違えたら俺は・・・」 ぞぞっと背筋に走る悪寒。文字通り命をかけた行為・・・もとい、性行為だった。 日々のダイラストとの戦闘による沙由香の体調を憂い、今日だけ一人で情報収集のため 遠出することにしたのだが。変な遊びにでも出かけたと勘違いされたのか。 「いや、邪推はやめよ。自分の都合のいいように解釈しても不快がられるだけだしな」 <もう少し自分のコトを沙由香さんにお話になったら。まだ誤解は多いですよ?> 「おこがましいような・・・図々しいやつだって思われないか?ただでさえ・・・」 <ニンゲンは超能力者ではありません。黙っていても伝わらないことの方が本当はどんなに 多いことか。人間の愚かしい戦争の歴史もそうやって・・・> 「ああ。でもそんなにたいそうな話なんざねーよ。俺の話なんぞ。俺はやっぱり俺だし」 <昨日ダブルフラストの能力で生み出された偽分身エスカレイヤーと一緒にエスカレイヤーを 強烈にいやらしくエッチな目にあわせたあげく帰ってきた沙由香さんに向かって私の意識を エスカレイヤーに移してまた信じられないくらいイヤラシク3人でドキドキしたから・・・> 「確かに沙由香本気で怒ってた。・・・でも、きっとドキドキしてた」 恥ずかしくて思わず本気で乱れてしまう沙由香にドキドキしてしまう自分は果たして罪か。 高円寺沙由香は胸の中にあるD2ダイナモ(ドキドキダイナモ)を回すことによってエネルギー を溜めることによって正義のヒロイン・エスカレイヤーに変身して戦う。 ダイナモのエネルギー源は性的昂奮。 つまりピンチの時エッチな目にあってしまってもますますパワーアップできるという史上最強 のシステムなのだ。 恭平は使命感に目覚め地球を守りダイラストと戦う為にエスカレイヤー・高円寺沙由香を たっぷり激しく濃厚にえっちな気分にさせるため大切な彼女に<調教>をほどこさなくては ならなかったのだ。 時には部屋の電動鉛筆削り器で回転するエンピツにゆっくりおりる沙由香の腰。また突然 ショーウインドーの下着マネキンがわりに立つ沙由香。ブルマ姿のドキドキエスカレイヤー。 変態オナニーレイプ小説「肉奴隷びしょびしょギョウザ水着娘」朗読中に何度も絶頂を迎え てしまう沙由香。バスタオル一枚で市民プールに突撃する沙由香。ノーパンで黒レースの パンティの洗濯のコーチをしている最中剥き出しの秘芯を掻き回されイッてイッて大変な 沙由香。心眼を極める際、目隠しプレイに発展しエッチというエッチを全身で奥義を極める エスカレイヤー。アルファベトのIは、Hの後にあることを実感した瞬間だった。 <手慣れたものでしたね> 「バカなことをいうなっっ!人聞きの悪い」 <でもキスはダメなんですね> 「当たり前だろ。幼なじみで恋人じゃ・・・ないんだから。沙由香の気持ちも考えろよ。 俺は・・・ああ〜もういいだろ、ンなことはっ!!それからな、あの変態プレイの数々は 本から得た知識だよ。実際に誰かに試してたわけじゃない。そりゃあ沙由香は別だけど」 <本当に?> 「そんなに・・・じゃなくて!!そ、その・・・アレだ!!うん・・・・・・ちょっとアダルトに、 好きな女の子にオスの淫らな肉の欲望をメチャクチャにぶちまけたかっただけさ」 <その歪んだ愛情に疑問を> 「何の関係も無い人にあんなことやったらただのモノホンの犯罪者だろ?・・・別に誰でもって わけじゃなし。昔沙由香を傷付けた時自閉症寸前に陥ってメチャクチャに荒れて暴れまわっ た無様なオトコがさ。・・・沙由香の理想にも完全になりきれてないオトコがさ」 <誰にも調教を?> 「ホイホイできる行動か!!」 <それはそれで情けない・・・> 「えええええええええええええええええええっ!!!??」 <それはコッチに置いといて、沙由香さんと心から仲直りしたいですか?> 「・・・うん」 <彼女を一人の女性として愛し、幸せにしたいですか?> 「イチズなオトコって現代人の中では古いのかなあ」 <質問に・・・!> 「人一人の人生をいい加減に考えた事は今までの人生で一度も無い。そこに本当の未来と 真実があれば必ず偽りを砕いて救えるし、そうしてきた」 <沙由香さんのことを> 「まだアイツのこと正直全部分かってるわけじゃない。不安だったんだ。単純にいいとことか、 悪いとことか、ま、俺も人のことは言えないけど。 でもおれ沙由香・・・アイツが、アイツ自身が何より全部心の底から大好きだ。 許してくれるなら愛したい。アイツの身も・・・『心』も欲しい・・・それが・・・俺の幸せ・・・かも」 <姉の現在地は、こちらのレーダーで捕捉しています。場所は・・・> *-* 「見て見てカワイイー☆」 カランコロンとゲタの音を涼やかに響かせ夏祭りの夜店を回る浴衣姿の沙由香。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、あ、のあのなのな!本当におれがカワイイと思ってるのはキミ・・・」 「わぁ、あっちも・・・恭ちゃん早く早く!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っておい」 スタコラと夜店巡りにせいを出す沙由香。ハアとため息をついて後を追う恭平。 (ホラホラ恭ちゃん、早くーーーー) 「あれ?」 いつの間にか目の前に大人の沙由香と子供の沙由香がいた。 (はあ、はあ待てよ沙由香ああああああああ・・・) 小さな子供の恭平も。自分の側に。 (明日お引越しだもの今日だから恭ちゃんとたくさあん遊ぶの。早くったら) (もう沙由香の体力、オトコ並みだな。油断してたら引き離されちまわあ) 「角の綿菓子屋さんのとこにいるねー」 「あ、ああすぐ・・・行くよ」 (沙・・・サユカ・・・さん。あの・・) (ん?なあに?改まって) (好きですっ!大きくなったら僕の・・・およ) 「ストーーーーーーーーーーーーーップ!言えてないだろその時はその先は何もっ!!」 子供時代の沙由香と自分を両脇に抱えて止める恭平。 「あ、ああああああああああああの時の続きは自分の口から本人に直接話す。絶対に」 ((本当?)) 「ああ、約束だ」 恭平は純粋な目でたずねる二人にほお擦りして微笑んだ。 「ホラホラ恭ちゃん、早く早くーーー☆」 「あぁ、もう、今『イク』・・・」 「・・・んなっ、何言ってるの恭ちゃんのH!!」 「違うわアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアっっ!!!」 後ろにはもう戻れないけど、前にはまだ進める。そんな二人の真夏のコーヒーブレイクだった。 >あとがき どうも、移動corp.です。またまたエスカ、お送りします。実は、本当はこれが初めての エスカレイヤーSSだったりします。順番が違うのは発売前、未プレイだというのに フライングで作成して・・・無論内容設定大幅リニューアルされております(笑)。 稚拙ながら、また作品の別の側面からお楽しみ頂ければ幸いです。 |