高円寺博士のマッシブル計画


「ん…」
「目が覚めたかね、恭平君」
「あれ?高円寺博士…ここは地下室?」
「うむ、実はな恭平君…君にもバイオボディになってもらった!」
「……は?」
「体を見てみるがいい」
「体って…うわあ!おっ俺の体がマッシブルにぃぃぃぃ!」
「はははっすごいだろう?男型にすることによりエスカレイヤーの二倍の力が…」
「そんなことより…」
「大丈夫、顔はそのままだから男前のままだよ」
「そういうことじゃなくて…」
「さあ!みんなにお披露目だ!」

沙「うっ……かっかっこいいよ恭ちゃん…」←引く
な「アハハハハハッ!なにそれきょーへー!」←笑う
マ「…きしょい…消えろ…」←存在否定の上命令口調
「大好評だな恭平君」
「戻せ」

翌日…
「んん…」
「目が覚めたかね、沙由香」
「あれ?お父さん…地下室?」
「お父さん…人様の子を勝手にバイオボディにしちゃあいけないと思ったんだ」
「それはそうだよ…」
「なら自分の娘ならいいやって、もともとバイオボディでもあるし」
「……え?」
「体を見てごらん」
「まっまさか!いやあああああああああ!」
「はははっすごいだろう?男型にすることによりエスカレイヤーの二倍…」
「ちょっとお父さん!あっ」
「ん?」
起き上がろうとして沙由香はバランスを崩す。
どんっ!
「ぐわあああああああああああ!」
どんがらがっしゃーん!
沙由香に押される形になった高円寺博士はものすごい勢いで吹き飛ぶ!
「………」
「おっお父さん?」
高円寺博士は潰れたざくろに成り果てた。
「いっいやああああああああああああああ!」

その後のエスカレイヤーは常勝無敗!
フーマンをちぎっては投げちぎっては投げるさまはまさに修羅!
しかし、彼女(彼)の瞳はいつも涙に濡れていたという……


byうきくじら