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□□□□ 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 □□□□ |
超昂天使エスカレイヤー NEO 作 二次元人間 第一話 「神さま・・・私たちの信じていた世界はこんなにも脆いのですか・・・」 ダイラストの侵略から十年の歳月が過ぎ、多くの人が昔話として語り始めたころ。謎の連続婦女拉致暴行事件が世間をさわがしていた・・・・・ 何かに追われている。それは確かな感触だった。刺す様な目線が自分を見据えている。逃げなくては。頃合を見計らって走ろうとする しかし、「えっ?嘘!?動かない!?」金縛りにあったように体が、 うんともすんとも言わない。そして、自分を狙っていた影の正体は・・ 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」絶叫が夜空にこだまする。 「今朝。行方不明だった、会社員の溝口和歌子さん。24歳が発見されました。ひどい暴行を受けていたようでまだ、意識は戻りません。当局は連の連続婦女拉致暴行事件と同一犯の仕業と見て 捜査を進めています・・・・」 テレビが、今月で十何人目かの被害者の事を話していた。 「まったく。物騒ねぇ。あんたも気をつけなさいね」 「大丈夫だよお母さん。まったく心配症なんだから」 湖川家の朝は今日も明るい。父親がダイラストに殺されて、もう十年の時が経つ。娘の美咲と母親の加奈子は、支えあって今まで生きてきた、近所でも評判の親子である。 その時、バイクのエグゾーストノイズが響く。 「おーい。美咲。置いてくぞー」 近所に住む幼馴染の天野貴之はいつも彼女を迎えに来る。 いつもの日常。 「あっ。もうこんな時間。行って来るね」 「美咲。いってらっしゃい」 変わらないはずの毎日。愛すべき世界。 「ん?美咲。どうしたその指輪」 美咲の指には見慣れない、真紅の宝石がはめ込まれた指輪があった。 「これはね、昨日買い物してる時で拾ったの。どう?似合う?」 「ま・・・まあな・・・」 貴之の顔は、目に見えて赤い。 「ほら!!早く行くぞ!!」 照れ隠しヘルメットを投げてよこす。 「うん」 こんな日々が毎日続くと思っていた。今日まではずっと・・・ 「へぇ〜スズキRG500Γね。いいバイク乗ってるわね」 双眼鏡片手に二人を眺める一人の女。 「間違いないわ。あれはDDDだ」 女は、携帯を取り出し、ダイヤルする。 「あ、沙由香さんですか?玲奈です。DDDを持ってる人間を見つけましたけど、どうします?あ、はい、そうですか。わかりました」 女は、愛車のホンダワルキューレのエンジンをもう動かしている。 メットをかぶり、アクセルを踏み込む。 彼女は美咲たちを追ってバイクを走らせた。 「ねぇ、之ちゃん」 「その呼び方はやめろ」 過去何百回と繰り返されたやり取り。 「誰かにつけられてるよ」 後ろから、何者かが自分たちを追っている。それは、貴之にもわかっていた。つかず離れず俺たちについてくる。 「ちっ、気味悪いな」 アクセルを踏み込み、さらに加速しようとする。しかし、その時。 「シャァァァァァァァ」 「なっ、ななんなんだっ!?」 それは、突然、影から現れた。巨大な蜘蛛のような化け物。それは、俺たちの乗っていたバイクを突き飛ばし、転倒させる。 「がっ・・。おい、美咲、大丈夫か?」 幸い、突っ込んだ場所がゴミ捨て場だっからたいしたケガはしていない。しかし、美咲は気絶している。俺のRG500Γは完全におシャカ だ。逃げる術はない。 「おいおい、冗談だろ。影から蜘蛛の化物が出てくるなんて・・・」 体が震えて動かない。でも、何とかしなくては、せめて美咲だけは助けなくては。 「シャシャシャァァァァァ」 「ちくしょう!!」 恐怖に震える体を叱咤し、美咲を自分の体で覆う。 蜘蛛の化物の鋭い足が貴之を貫こうとした、その瞬間。 「させないよ!!」 けたたましいバイクの排気音。さっきまで貴之たちをつけていたバイクが、化物に体当たりをくらわせる。 「坊主。早くその子を連れて逃げな」 バイクから一人の女が降りる。黒髪のショートカット、その体付きや顔立ちはボーイッシュというよりむしろ男らしいといったほうがいい。 化物は、ダメージから回復し立ち上がる。 「ちっ。しょうがない。変身!!ビートチェンジ!!」 「はぁ!?」 胸に下げていた、漆黒のペンダントが光を放つ。そして、その中から現れたのは・・・・・ 「エ・・・エスカレイヤー・・・・・」 十年前、地球をダイラストの侵略から守った正義のヒーロー。その姿に変身した女の姿は酷似していた。コスチュームの色が黒くて、若干形が違うだけだ。 「パルシオン、ランス!!」 腰に下げていた剣が、一瞬で長大な槍に変わる。 「でりゃああああああああ」 黒いエスカレイヤーの一撃が蜘蛛の化物を吹っ飛ばす。化物の吹く 吹き矢の攻撃もかすりもしない。 「なんなんだよ・・・あれは」 「見てのとうり、エスカレイヤーよ」 すらりと細く、それでいてグラマラスな肢体。かけている眼鏡が知的な印象を引き出し、どこか憂いを帯びた表情がより、美しさを引き出している。美人だ、猛烈に美人だ。 「装着者のDDエネルギーを核にして、空間に遍在するエネルギーをかき集め、アーマーを形成する。さらにアーマーに刻まれた論理回路が、物理法則を書き換え続け、超人的な力を発揮させる・・・怪我はない?」 貴之は、見とれたように、突如現れた女性を見ている。 「あ・・・あなたは・・・・?」 彼女は手を差し出しこう言った。 「柳瀬沙由香よ」 そのころ、エスカレイヤーと化物の戦いは終始エスカレイヤーの有利に進んでいた。 「これで決める。ファイナルエスカレーション!!」 掛け声と共に、エスカレイヤーの背中から黒い翼が生える。 「たあっ!」 天高く飛び上がると、化物めがけて下に槍を構え。 「ウィングキャリバァァァァァァァ!!!」 急降下と共に黒い羽がエスカレイヤーを包み込み。漆黒の巨槍と化した必殺の一撃が化物を貫く。 「シャギャァァッァァァァ」 断末魔と共に消え去っていった。 「世界は、異次元のモンスターに狙われている。それに対抗できるのはたった13人しかいないエスカレイヤーだけ。これが世界の真実よ 天野貴之君・・・」 沙由香は静かにそう告げた。 次回予告 「沙由香さん・・・私もエスカレイヤーになれば戦えるのかな・・・みんなを守れるのかな・・・」 「こんな世の中なんだ、一人くらい都合のいい正義の味方がいてもいいだろ」 「沙由香。ゲームの始まりだ。安心しろ俺は勝つさ・・・」 「変身!!ビートチェンジ!!」 ーもう戦うしかないんだー 後書き ついにやってしまった。完全オリジナル、しかもエスカ+龍○。なんて恐ろしいことを・・・とりあえず目標はエピソードファイナルまで突っ走ることです。感想よろしくおねがいします。 |
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