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「うわっ……うわわわわわわわわあっ!!!!」
シンデレラは叫ぶと、王子を突き飛ばして逃げ出した。
貴婦人をかきわけ、給仕に体当たりして、ひたすら出口へと走る。
「いやだっ、
いやだっ、
いやだああああああああああああああああああっっ!!!」
絶叫しながら、階段を駆け下りる。
ガラスの靴が脱げたが、構わず走った。
その時、シンデレラの足下に、火花が散った。
ズドドドドドッ!!!
「ぎゃっ!」
機関銃の着弾で、足下の大理石が砕ける。
恐怖に硬直したシンデレラの前に、緑髪の少女が現れた。
「どこへ行こうというのです。
王子の求婚を、無視するとは、良い度胸ですね」「ま、マドカっ!
お前ら、オレをはめやがったな?」
マドカは平然と返答した。
「ハメたのは、あなたのほうでしょう」「そのハメたじゃないぃぃっ!!」
じだんだ踏むシンデレラに、マドカは機関銃の銃口を向けた。「とにかく、あなたの望み通りになったのです。
文句を言われる筋合いは、ありません」それに、とマドカは付け加えた。
「約束もしてありますし」
「なに?」
不審がるシンデレラの前で、マドカは音声を再生した。-------------------------------------------------------------------------------
『ありがとさん。
今度会うときは、オレは一国の妃だ。
その時は、今日の恩を返してやるぜ』
『ホント?
絶対だよ』-------------------------------------------------------------------------------
「……さあ、わたしたちに、恩を返してください」
銃口を向けながら脅迫するマドカに、シンデレラは哀願した。
「たのむっ、見逃して」
「だめです。
この国の安全が最優先です。
そのために、あなたの人生、犠牲にさせて頂きます」「ろ……ろぼっと3原則は?」
「そんな下種なもの」
マドカは、ふっ、と失笑した。
「最初から、ついておりません」
「あああああああああああ」
シンデレラは絶望の叫びをあげた。
「恭ちゃ〜〜〜ん」
ガラスの靴をふりながら、沙由香が追いついてきた。
シンデレラは、がくりと、床に手をついた。
「お…………
オレの……人生……
終わ……………った……………」
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