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第十一章

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 どこまでも、赤い空が続く。
 
「あぅっ……あぅっ……あぅっ……あぅっ……あぅっ……」

 巨大な馬体の上で、エスカレイヤーが上下する。
 激しい振動に、エスカレイヤーの腰は、鞍から浮き上がっては落ちる。
 それと同時に、鞍から生えた黒い2本の模造男根が、エスカレイヤーの穴をこすり立てた。
 
 2本の模造男根は、エスカレイヤーの分泌した白い液体で、てらてらと光っていた。
 馬体にそって、大きく開かれたエスカレイヤーには、あぶみがなく、馬体の上下運動は、股間で受け止めざるを得ない。
 
 複雑に縛られた上半身は、性的昂奮で真っ赤に染まり、絞り出された乳房はぱんぱんに張りつめていた。
 地面の岩を避けて、馬が複雑な機動を行った。
 鞍の男根が、いつもと違う場所を刺激する。
 
「んんんんんんんーーーーーーーーーーっ」

 新たな快感を逃がそうと、エスカレイヤーが体をくねらせると、乳首の糸から電撃が送り込まれた。
 
「んあぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ」

 痛みと快感で、背筋を伸ばす。
 縄で絞り出された乳房が、激しく揺れた。
 
 糸の先を握っているラムダが、満足そうにうなずく。
 
 併走しているパイが、近づいてくる。
 
「うふふふふ。
 こいつ、いい顔してるよ。
 キスしちゃおっと」

「んんんんんんんんんんーーーーーーーーっ」
 
 パイの長い舌が、エスカレイヤーの口内を蹂躙する。
 
「おら、腰の動きがたらんぞ!」

 エスカレイヤーの背後にいたイプシロンが、鞍の上で揺れる球体を掴んだ。
 そのまま前後に揺さぶる。
 鞍の上で、エスカレイヤーの豊かな尻が、餅のようにこねられる。
 
「んあっ!! んああああああああああああーーーーーーーーーーっ!!!」
 
 膣壁と腸壁を、縦横無尽にこすられ、エスカレイヤーは白目をむいた。
 口から泡があふれでる。
 
 くたっ、と背後の巨漢に背を預け、エスカレイヤーは失神した。
 その乳を揉みながら、イプシロンがいやらしく笑う。
 
「おう、終点だ」

 そこは、丘だった。
 その最も盛り上がった所に、丸太で鳥居のようなものが立てられており、その中央から、輪になったロープが垂らされていた。
 
 フラスト達は、そこに集結すると、馬から下りた。
 馬上に、模造男根で串刺しにされたエスカレイヤーだけが残る。
 フラスト達は、ロープの長さを調整すると、輪をエスカレイヤーの首にかけた。
 全ての準備が整うと、イプシロンがエスカレイヤーの尻をたたいた。
 
「うっ」

 痛みで目が覚めたエスカレイヤーは、自分を見上げるフラスト達に、そして首にかけられたロープに気がついて、いぶかしげな目になる。
 イプシロンが、にやにや笑いながら、説明した。
 
「ここが、処刑の丘だ。
 これから、俺が、馬の尻を鞭でしばく。
 当然、馬は走り出す。
 しかし、お前は残る。
 首のロープでな」
 
 絞首刑にされると知って、エスカレイヤーは青ざめた。
 体を揺すって、逃れようとする。
 しかし、上半身をくまなく縛られ、下半身を串刺しに止められた状態では、徒労に過ぎなかった。
 
 3人の怪人は、名残惜しげにエスカレイヤーの全身を愛撫すると、いっせいにテンガロンハットを胸に当てた。
 死にゆく者への祈りを捧げる。
 
「さらばだ、エスカレイヤー。
 お前は弱かったが、あっちの味は最高だった」
 

 そして、
 

    鞭を振り上げて……

        ……振り下ろした。
        


  ビシィ!
  
 
 
 巨大な馬体が走り出し、馬上のエスカレイヤーも急発進する。
 しかし首のロープが締まり、勢いでエスカレイヤーは空中に投げ出された。
 
 模造男根が、汁を引いて抜けた。
 
 放物線の頂点に達したエスカレイヤーは、
 そのまま地面に落下する。
 
 3人の怪人は、黙祷を捧げた。
 
 
 
 
 
 
 
 

 上空で、何かが割れる音がした。
 ついで、なにかが引きちぎられる音。
 
「なんだとぉっ!」

 目を開けた怪人達の前に、竜胆色の影が舞った。
 無惨なエスカレイヤーを、そっと抱いたその姿は、ななかだった。
 
 抱きしめたエスカレイヤーに頬ずりし、涙を流す。
 
「ごめん。
 ごめんなさい……お姉さま」
 
 
 あっけにとられる怪人達の前で、ななかは涙を拭いた。
 

「よくも……
 よくも、やってくれたわね。
 楽には、死ねないわよ。
 覚悟することね!」 


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