トップ :

第七章

前へ 次へ

 空が、赤かった。
 無限に広がる、赤い空の下、どこまでも金色に輝く草原が広がっていた。
 
 それは、地球の草原の、夕方の光景に、よく似ていた。
 
 「あっ」
 
 
 風が吹き渡り、金色の草の海が、うねりをみせて模様を描く。
 
 
 「ああっ」
 
 
 うねりの頂点では、草の胞子が舞い上がり、金粉を吹き散らしたかのような光景が見られた。
 
 「ああっ……んぁっ……あああああっ……」
 
  
 その金色にうねる草のの中で、二つの女体が絡み合っていた。
 一つは紅い戦闘服の少女。
 一つは巨大な砲弾型の乳房をあらわにした、パイだった。

 「んぁっ……んんんっ……」
 
 あちこちすり切れた紅い戦闘服の隙間から、白い肌が見え、うねっている。
 その上から、エスカレイヤーの全身に、ロープが食い込んでいた。
 女体を拘束するロープは、複雑に絡み合い、結ばれて、遠目にカメの甲羅の模様を想像させた。
 
 その模様のひし型の隙間から、張りのある白い肌がむっちりと浮き出る。
 胸に回されたロープは、乳房を隈取るように張り巡らされ、豊かなエスカレイヤーの双丘を、さらに前方に飛び出させていた。

「ほら、腰あげなっ」
 
 うつ伏せのエスカレイヤーの腰を、パイが持ち上げ、淫裂に舌をねじ込んだ。
 
 ちゅばっ……ちゅばっ……ちゅばっ……
 
「ああっ……あっ……」
 
 パイの舌が動くたび、エスカレイヤーは不自由に体をくねらせる。
 その両手首は、後ろ手に拘束されていた。
 膝と肩で躰を支えながら、エスカレイヤーの目は虚ろだった。
 
 脳裏に、爆発する乗用車が映っている。
 
『恭ちゃん……』

 
 イデアの壁に連れ込まれたエスカレイヤーは、ほとんど何の抵抗もできないまま、全身を拘束された。
 その後、ライダーフラストの長兄と次兄がいずこかへ立ち去り、残った末妹のパイが、全裸になってエスカレイヤーにのしかかってきた。
 しかし、エスカレイヤーは何をされても反応しなかった。
 
 意地になったパイが、どれほど技巧をこらしても、エスカレイヤーは黙って横たわっているだけだった。
 
 マグロだねぇと舌打ちしたパイは、立て続けに薬物を使用した。
 強力な媚薬に、健康なエスカレイヤーの躰が、反応し始めたのが、つい先ほどだった。
 
「……ようやく、効いてきたみたいだね」

 エスカレイヤーの膣に、驚くほど長い舌を入れながら、パイはほくそ笑んだ。
 10数センチはある、ざらざらした舌が、エスカレイヤーの内部を巻き込みながら突き込まれた。
 子宮を舐めあげ、舌先で奥をつつくと、途中のひだの一枚一枚に、たっぷりと唾液をぬり込んだ。
  
「んっ、んぁぁぁぁああああああっ!!」

 頬を草むらに押しつけて、エスカレイヤーは高い声を放った。
 無意識に、腰をパイの顔に押しつける。
 
 小さく、なにかが破裂する音がした。
 
「いいねえ、ぞくぞくするよ」

 パイは、エスカレイヤーの愛液を浴びた顔で、淫蕩に笑った。
 手を伸ばして、垂れ下がった乳房を弄ぶ。
 
「んぅ。」

 予想外の刺激に、思わず声が漏れる。
 十分に揉みししだくと、パイは舌を後ろの穴に当てた。
 
「ぁぁっ」

 小さな叫びに構わず、パイは一気に舌を突き通した。
 
「ああっ!」

 逃げようとする白い肉塊を、パイは胸と腕の間に抱きしめると、容赦なく腸壁をこすり立てた。
 
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、」

 がくがくと全身をゆさぶりながら、エスカレイヤーは縛られた躰をくねらせた。
 パイが、ひときわするどく突き入れる。
 
「ああーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

 艶めかしい声が、草原に響き渡った。
 
 エスカレイヤーは、腰を上げた、くの字の姿勢で、絶頂に達した。

 その背中に、巨大な乳房を押しあてながら、パイが覆い被さった。
 ふくみ笑いをしながら、エスカレイヤーの美乳を揉みはじめる。
 
「お楽しみだな」
「ひゃあっ!」

 いきなり自分にかけられた声に、パイは飛び上がった。
 背後に、長兄と次兄がにやにや笑っている。
 
「どうです、エスカレイヤーの味は?」

 次兄の問いに、末妹はいやらしく微笑んだ。
 
「いいよ。
 すごく、いい。
 こいつ、弱いくせに、あっちの方は、すごいよ」
 
「ほほう」

「次、ラムダ兄貴がやるのかい?」

 パイの質問に、二人の兄は首を振った。
 
「教育が先だぁな」

 長兄のイプシロンは、背後の巨大な馬を指さした。
 パイが目を輝かす。
 
「ひゃあっ! 早く試そうよ」

 パイは、エスカレイヤーを無理矢理立ち上がらせた。
 朦朧としたエスカレイヤーの前に立ちふさがる、黒い馬。
 その背につけられた鞍をみたとたん、エスカレイヤーは硬直した。
 
「えっ……いや……まさか……」
「そのまさか、さ」

 鞍は二つあり、前方の鞍の中心部からは、男根を模した突起が2本、突き出ていた。
 硬直するエスカレイヤーを、長兄のイプシロンが軽々と背後から抱き上げた。
 後方の鞍にのると、幼子に用をたさせる格好にエスカレイヤーを固定し、ゆっくりと前の鞍に下ろしていく。
 前のゴム製の棒が、淫裂に触れた。
 同時に後ろの棒が、小さなすぼまりに当てられる。
 
「いやあっ、そんな太いの、入らないっ!」

 上半身を拘束させられたまま、不自由に抵抗するエスカレイヤーの悲鳴も空しく、イプシロンは腕を放した。
 
 ずずずずずっ。
 
「んああああああああああああああああああっ!!!」

 パイによってほぐされた下半身は、2本のゴム棒を、楽々と飲み込んだ。

「かはっ」

 躰の中に、芯が通った感触がして、エスカレイヤーは声もでず、躰を震わせた。
 その乳首に、ラムダが2本の糸をくくりつけた。
 下半身の圧迫感から逃れようと、エスカレイヤーが上半身を揺らしたとき、ラムダは軽い電撃を発した。
 
「んぅっ!」

 乳首の刺激に、背筋が伸びる。
 ラムダが笑いながら言った。

「その姿勢です。死ぬまでの短い間ですが、しっかり覚えてくださいね」

 イプシロンが、エスカレイヤーの躰ごしに、手綱をとった。
 
「よし、それじゃあ、軽くながすとするか」

 3匹の馬にまたがった4人は、走りはじめた。
 
 馬体が激しく上下する。
 そのたびに、エスカレイヤーの腰が上下する。
 
「んあっ…んあっ…んあっ…んあっ…んあっ…」

 2本の黒い棒は、白い液でぐっしょりと濡れていた。
 
「今度は、私が準備しましょう」

 ラムダが、精神を集中した。
 
「イデアの壁よ……」

 前方に、紅い壁があらわれる。
 
 速度を増した3体の騎馬は、障害物を飛び越えるようにジャンプする。
 2本の棒が、エスカレイヤーの中を、強くえぐった。
 
「んんんんああああああああああああああああっ!!!!!」

 エスカレイヤーの嬌声を残して、4人は一気にその中へ飛び込んだ。
 


 
 
 不意に、機関銃音が鳴り響き、赤い空が消えた。
 
「???」

 無理矢理、イデアの壁を破ったマドカは、そこに誰もいないのを確認して驚愕した。
 
「……いったい、これは?」


前へ 次へ
トップ