魔界の中に、一人倒れている男がいた

 二十六木遊、斬真軍団のB能力者のひとりである。

 彼は愛する人を守り、彼は傷つき、もはや助からない体だった、

 しかし、彼は一人自分の心の中に春の日差しそよ風を感じていた、

 彼は純粋にそう感じていた。

 同時に彼は以前、自分が学園の番長だった頃を思いだしていた。

 彼は思っていた。

 自分は死ぬのではない、自分はすでにあの頃の学園を守れなかった時、死んでいたのだと。

 だけど、死んだままの自分は、最後には愛する人を守ることができた。

 最後に愛する事を出来る人に出会えた。

 幸福とはこういうことだ。

 そう、感じていた。

 そして、気づいた、自分は「よみがえって」いたのだと。

 一度は死んでしまった、しかし、ソネットと出会い、斬真狼牙と出会い

 最後にソネットの命を守ることが出来た、

 自分は確かによみがえっていたのだと。

 そして、彼は最後に思った。

 「もう、僕の心の中に光がやむことは無い」

 彼は、精一杯の笑顔を心の中で作り意識を消した。

 二度と目を覚ますことは無く。

 もう二度と戦うことも無く。

 自分は戻るだけなのだ。

 

 そう、戻るだけなのだ・・・・・・・・

                       了



    あとがき

    大番長の遊は正直かなり好きです!
    相当好きです!なら殺すな、そういう人もいるだろう、
    しかしね、俺の中の遊君はこんなイメージなんです
    いや、残念、本当残念、ガックシ
    まぁ・・・遊君に乾杯してくれよ
    いい人だろ?とまぁ、語りだすと本編より長くなりそうなので以下割愛ー
    それではみなさん、サヨウナラー☆

   ・・・・☆見て「つのだ☆ひろ」を思い出す、俺ってどうですか?
                            P.N 空牙 雷覇