| 【 京夜のドリル日記 】 第14話「海洋学園でガッツ!告白編」 著:夕凪 |
| 昼休み:海洋学園、普通科 「あ〜〜男喰いてぇ〜〜〜」 洋子は飢えていた。 いつもは、春奈や友美と3人のスケバントリオで行動しているが、3人で連んでいていい男と巡り会った試しがなかった。 キノコ頭の洋子は、この3人の中では一番おミソなポジションだからだ。 ”どこかに旨そうな男はいねーのか...... こう、チ○ポがきりっと締まってて、無茶してもブッ壊れずに長時間楽しめるようなのがいいねぇ〜〜〜〜へへへへ” 今にもよだれを垂らしそうな顔で洋子は普通科校内を徘徊していた。 しかし、男生徒どころか女生徒まで、そんな洋子を見た瞬間、道を空ける始末。サカった表情でさまよい歩く洋子。 その時、洋子の視界に昼からバイトに出かけようとしている高坂雪之が入る。 ”ターゲット。はっけ〜〜〜ん!” 猛然とダッシュし、獲物を狙う獣のごとく雪之に襲いかかる洋子! 「きゃっ!.......よ、洋子さん。こ、こんにちは......」 突然、洋子に抱きつかれ、怯えた表情を見せる雪之。 「あら、びっくりさせちやった?ごめんね〜〜高坂さん。 ところで、高坂さん... オ・ト・コ紹介しろや!」 白目を剥き、雪之に迫る!洋子。 「ひっ! 紹介って..........」 「ここ暫くヤってなくてさ〜あたしの妖艶な体が泣いているのよね〜〜 だ・か・ら.....男一人廻せや!」 歯をむき出しにして、さらに雪之に迫る!洋子。 洋子の顔面に恐怖を覚える雪之。 「そ、そんな人いません......」 視線を外し、消え入りそうな声で答える雪之。 「何言ってんのよ!あんたが、そのわざとらしいブリ!ブリ!ブリッ子(死語)で男たぶらかして喰いまくっているのはわかってるんだからさ〜〜 ケチケチしないで男の一人や二人、私に廻しなよ〜〜〜」 「そ、そんなことありません.......」 洋子に睨み付けれられ、ようやく返答する雪之。 「あ〜〜!相変わらず話のわからない高坂サンだね! 女同士二人っきりなんだから、カッコつけなくてもいいじゃない。 それとも何ィ〜?! あたしにはチ○ポ一本廻せないって言うの? あんた、一人でチ○ポ独占かい!? チ○ポしゃぶりまくりかい!? 腰振りまくりかい!? あたしにもチ○ポよこせや!!!」 欲求不満のあまり自分を見失い、言いたい事を叫び! 雪之を掴みガシガシ揺らす洋子!雪之は既に顔面蒼白だ。 「きゃっ!落ち着いて......落ち着いて下さい洋子さん....... 何か、いつもの洋子さんと違いますよ.......とにかく、やめて下さい...」 「あたりまえでしょ! いつもは春奈や友美に気ィ使って、ストレス溜まりまくりなのよ!男でも嬲りまくってスカッとしたいんだよ! スカした事言ってないで、男よこせや!!!」 興奮のあまり雪之にヘッドロックを掛け、頭部をガウンガウン極めまくる洋子。雪之は既に意識朦朧だ。 「そーいえばさぁ。いつも私らにイチャモンつけてくるヤツがいるじゃない。あんたの事、先輩とか言ってるヤツ。あれ誰?!」 再び雪之に迫る洋子。 「深海君の事ですか.....」 「そーそう、その深海君だよ。普通科じゃ見かけない顔だけど、どこのヤツ?!」 「......................。」 雪之は答えない。 「ケチケチしないで、答えなさいよ!」 くわっ!と白目を剥き、歯をむき出しにして、雪之に顔面肉薄する洋子。 !!!? その顔面攻撃に一瞬心臓が止まりかける雪之! 「ひっ!か、.........海洋科です.....」 「えっ!あんた海洋科の男まで喰ってるの!?しかも年下まで!すごいね、高坂さん。あんた春奈以上だよ。やっぱり、あんたに聞いてよかったよ。」 「そんな!.....深海君とは変な関係じゃありません......」 息も絶え絶えに、否定する雪之。 しかし、洋子は雪之の返事など聞いていない。 「海洋科の深海君か.....そいつ、いただくとするわ。ありがとね♪高坂さん。 それから〜この事は春奈や友美には内緒ね。 あの二人が絡んでくると、私に男が廻ってこないからね〜 これでも、苦労してんのよ私も。 そのかわり、その深海君はブッ壊さない程度にあんたに返すからさ〜二人だけの約束ね〜高坂さん」 聞くことだけ聞いて、無理矢理指切りの約束をすると洋子はようやく雪之を解放した。 長時間、洋子の顔面肉薄状態に晒されていた為に雪之の心臓はバクバク音を立てて、めまいがしている。思わず膝を付く雪之。 「あ〜〜チ○ポ喰いてぇ〜〜〜」 獲物の情報をゲットした洋子はキノコ頭ヘァーをなびかせ上機嫌で海洋科へと向かう。 はたして、洋子はこの地球上に生まれた生物なのだろうか? それは、呆然と洋子の後ろ姿を見送る雪之にもわからなかった.......... ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 昼休み:海洋学園、海洋科プール 海洋科の昼休み。 京夜はプールの隅っこで、背を丸めてあんパンをかじっていた。 これが、今日の京夜の昼食。 とある事情で結衣を大激怒させてしまい、今だに自宅から閉め出されている京夜はここのところロクな食事をしていなかった。 朝と夜は海から取ってきた魚介類をむさぼり食い、昼はあんパン1コの日が続いている。 しかも、昨日は食べた貝に変なのが混じっていたらしく、ジンマシンで夜中中うなされる有様だった。 これでは、あんパンの食もすすまない。 ”いつから、こうなっちまったのかな......” かじりかけのあんパンを片手にぼんやり考える京夜。 ”いい加減、結衣も機嫌直してくれるといいんだが” 結衣の正義感や気の強さは承知しているので、それは浅はかな願いというのも京夜にはわかっていた。 ここ数日、学園でもロクに口を聞いてもらえない。 ”結衣があの家を出るまでこれが続くのか....” そう考えると気が重くなる京夜。 プールの向こう側に同級生に囲まれ談笑している結衣が見える。 結衣自身は実に生き生きと学園生活を送っているようだ。 あのルックスと活発な性格から、すこぶる男子生徒の人気が高いのもうなずける。なんでも『帆波ファンクラブ』というのもできているらしい。 しかも、割と男勝りでさっぱりした性格から女生徒からの人気や信頼も良いらしいのである。 ”そんなものかな.....さっぱりした性格なら、もっとさっぱり機嫌直してくれてもいいだろうに....” それはそれ、これはこれである。 ”俺は何故か水に入れなくなっちまうし、ここでの生活も荒む一方だし........ 前略、田舎のバァさん。 俺の時代は終わったのか?あんたの所に戻った方がいいのか?” そう、ため息をつく京夜であった。 そう落ち込んでいる京夜に、同級生が「普通科の人間がおまえを呼んでるぞ」と声をかける。 ”普通科?雪之先輩か......あんまり今の姿を雪之先輩に見せたくねぇなぁ..” と、思いつつ重い腰を上げ、京夜はプール際のフェンスへ向かう。 「深海く〜〜ん。こんにちは〜 あなたに会いたかったわ♪キュルルン♪ルン♪」 !!!!!!!? フェンスの向こう側には、雪之によく嫌がらせをしているスケバン3人組の1人キノコ頭の洋子がいた。 「てめー何しに来やがった。何の用だ!」 冷や水をぶっかけられたような人物の出現に京夜の語尾も荒い。 「何の用かって? もちろ〜ん深海君に会いたかったのよ。 キャピ♪キャピ♪」 わざとらしく、頬に指を当てかわいらしさを強調する洋子。 うぇっぷ! その洋子のミスマッチな仕草に、さっき食べたあんパンが胃から逆流しそうになる京夜。 ”何だ?これは?俺の胃に穴空かせようという、新手の嫌がらせか?” 「俺はお前なんかに会いたくねえよ。とっとと帰れ!」 「まっ!深海君照れちゃって。 かぁ〜わいい〜〜プリ♪プリ♪」 そう言うと、洋子はわざとらしく胸をフェンスに押し当てボンレスハムのごとく揺らしてみせる。 ”マズイ.....本当に気分悪くなってきやがった” 「おい!その、プリ♪プリ♪って何だ?!プリ♪プリ♪って? おまえ、そんなキャラじゃないだろう!何たくらんでやがる!」 「ひっど〜〜い、深海君。これが本当の私よ。 いつもは春奈や友美につき合わされてワルぶってるだけなの。 本当は可憐でか弱い女の子なの。 私ってかわいそうでしょ?ねっ?ねっ?深海君。 キャピ♪キャピ♪キャピ〜ン♪」 ”前略....前略!田舎のバァさん....... こいつを殴ってもいいでしょうか?” 手で口を押さえ吐き気を押さえつつ、黙考する京夜。 「ねぇ。深海君。私、イルカ見た〜〜〜い。 深海君と〜〜腕組んでぇ〜〜案内してくれる〜〜〜 ウルルンルン♪」 「イルカがショック死したらどうする!それに、ここは海洋科の生徒しか入っちゃならねぇんだよ。ホラ!帰れ!帰れ!」 「そんな〜今昼休みだしぃ〜 堅い事言わないで、深海君の顔で案内してよ〜〜〜 プリ♪プリ♪」 「言っておくが、俺は”校則の鬼”と呼ばれる程、規則には厳しいんだ。何人たりとも、いかなる理由だろうとも、入れたことはないし、入れるわけにはいかねぇ!」 「きゃっ!”拘束の鬼”ですって。ステキ〜〜深海君。 さあ!私を縛って!縛って! そして入れて!どんどん入れてェ〜!」 興奮した表情で金網に手をかけ、そのままフェンスをガシガシよじ登る洋子。 ”ゲッ!こ、こいつ本気だ。本気で入ってくる気だ” 洋子を金網越しに蹴落とそうと、フェンスに近づく京夜。 その瞬間! 金網越しに洋子の手が京夜に伸び、空をきる! 間一髪でかわす京夜! 「深海君、逃げなくてもいいのにィ〜〜〜 ウルルンルン♪」 ”何だ今のは!?” 洋子の伸ばした手から異様な殺気を感じとる京夜。 既に洋子はフェンスに馬乗り状態になっている。 洋子をフェンスの向こう側に蹴落とせる最後のチャンスである。 洋子の手を警戒しつつ、再び接近を試みる京夜。 その瞬間! 洋子がスカートをめくり上げた! 象の咆吼姿が荒々しくプリントされた洋子のパンティーをモロに見てしまう京夜! パォ〜〜〜〜ン!!! それで、京夜の動きの全てが止まった。 「イヤ〜〜〜ン。見ちゃダメ〜〜ん。 深海君のエッチィ〜〜キャピ♪キャピ♪」 フェンスに馬乗り状態の洋子は動きの止まった京夜を見下ろす。 その視線は、京夜の体を舐め回し吟味しているような、肉食獣の眼光を伴っていた。 思わず、後ざすりする京夜。 馬乗りになったフェンスで腰をグラインドさせ、顔を上気させる洋子。 さらに、後ざすりする京夜。 「でも、深海君にはもっといいものを見せてあげる。 ウフフのフ♪」 そして、心なしか息を荒げ、海洋科プール敷地内に降り立つ洋子。 洋子の舐めるような視線が京夜を包む。 京夜の体内の警報が一気に鳴り出す。 ”ヤバイ......何かよくわからんが、とにかくヤバイ!” 無意識に間合いをとり、丐眞流の構えをとる京夜。 全身の毛が逆立ち、神経が急速に張りつめていく。 その時初めて、京夜は目の前にいる物体がとてつもなく危険であると本能的に気付いたのだった...... つづく ★ ★ ★ ★ ★ ★ 【次回予告!】 遂に、海洋科プール敷地内に侵入した魔獣洋子! 繰り広げられる人外魔境のバトル!!エロス!!! 学園はじまって以来の惨劇が海洋科を襲う! はたして、京夜は生き延びる事ができるのか!? |