![]() | 大悪司IF戦鬼 |
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第7幕、、けじめを付ける、中編 二人は温泉街をさまよっていた、泊まれる旅館が見付からないのだ、 綾音「ねぇ、兄様、矢張り予約無しで止めてくれる旅館てぇ、無いんですね、、、、」 無形神「みたいだな、、、次で駄目なら、都市部に逆戻りだな、、、」 綾音「そんな〜、嫌〜〜〜〜ッ、、またあんなボロいホテルに泊まるなんて、、、、」 無形神「あらかた、捜し尽くしたな、ここで最後だな、、吉と出るか凶と出るか、、」 最後の期待の旅館に二人は入る、 ガラガラ、、、 女将らしき人「、、、あら、、いらっしゃいませ、、お客様ご予約の方ですか、」 無形神「いや、違う、、、」 女将らしき人「、、、それでは、どのようなご用件で、、、」 無形神「実は、予約して泊まろうと思ったら、相手側の旅館のミスで、部屋が取れて無い事が、 分かりましてそれで、『今日泊まる旅館をどうしようか、』と捜してたのですが、、、 色々回って、こちらに尋ねて来たのですが、泊めて貰えないでしょうか、、、」 女将らしき人「ええ、よろしいですよ、丁度一部屋、開いてますし、どうぞ、、」 女将らしき人に導かれ旅館の奥に入って行く、、 女将らしき人「それでは、また後程参りますので、、、失礼いたします、、、」 女将らしき人は二人を部屋に入れると、早々と退散した、 綾音「ねぇ、兄様、こちらにある布は何ですか、、、」 綾音は少し先に部屋に入ると部屋の端に置いてあった物を両手で掴んでこちらに見せる、、 無形神「あぁ、それか、、、浴衣だなこう言う場所では欠かせないアイテムだ、、、、」 綾音「兄様、着てみていいですか、、、、」 無形神「あぁ、構わないが、それは風呂上がりの後に着るものだぞ、」 綾音「あ、、、、成る程、分かりましたわ、」 綾音はそう言うと浴衣を置いてあった場所に戻す、綾音は襖を開け窓の外の景色を眺め、 無形神は座椅子に座り綾音につられて外の景色を見る、 綾音「いい風景ですね、少し寂しい風景でけど、」 無形神は何者かの気配を感じた、 無形神[「東南の方角これは温泉街の入り口の方か、、、約十名程、一人で十分か、、」] 無形神「、、、、、、、、、あぁ、そうだな、、、綾音、、、」 綾音はいきなり呼ばれ、窓の外に向けてた視線を無形神の方に向けた、 綾音「何ですか、兄様、、」 無形神「、、少し出かけてくる、外に遊びに出かけても構わんが、、、いい子にしているだぞ、」 いきなりその様な事を言われ綾音は慌てふためく、、 綾音「え、え、えッ、に、兄様、、、」 綾音が全てを言い終わる前に無形神は部屋を出た、、、、、 綾音「もう、兄様ったら、、、」 綾音は頬を膨らませその場に居なくなった者の名を呼びながら、、、、 無形神は旅館から出ると、街の入り口方面に向って歩き出した、、、、、、ふと立ち止まる、 何かが目に入る、、、、良く見てみると温泉街には不似合いな骨董屋が一軒、存在していた、 その中に導かれる様に入る、 店主「いらっしゃいあぃ、、」 新聞を読みながら接客する店主を無視し、無造作に置いてあった、ソレに手が行く 無形神「店主、コレはいくらだ、」 店主は惜しそうに新聞をたたむとこちらを見た、 店主「あ、あ、それかぁ、、、あれ、、それ、うちの商品やっけ、、、、まぁええわぁ、 兄ちゃん、ソレうちのモンちゃうから、あんさんにやるわぁ、」 無形神「いいのか、、」 店主「かまへん、かまへん、、、それかけてあるだけやし、、、」 ☆☆ 濡烏の般若の面 ☆☆ 特殊な道具を手に入れた。 無形神はアイテムを手に入れ目的の場所に向った、、 数分後、 元子は再びこの温泉街に来ていた、、、つい数時間前の事が、、、随分昔の事に感じる、、、 先程の戦闘の場に立ち寄る、事件現場を通りたがる人も無く、人通りは皆無だった、 市議会の治安課も検視課も去り、黄色いテープが張ってあり、現場も少し血の後を消しきれて無いが、 それでも片付いていた、 (「みなさん、ごめんなさい、私のような者の為に、死なせてしまって、仇だけでも討ちますので」) 元子「全員、準備はいい、」 元子はその場に居る全員に声を掛ける、急遽集めた為、10人にしか集まらなかったが、 それでも全員の士気は高かった、皆、敵討ちで躍起になっていた、 子分1「へい、」 子分2「行けます、」 皆、心は一つだ、だがその場に似合わない歌声が響く 「眠り忘れて〜♪閉じた瞳の中〜♪悲しい顔の君が微笑んで〜♪約束はまだ〜♪ 思い出に変らず〜心〜♪振るえ続けてる〜♪」 元子「誰ッ!!!、」 元子は歌声の聞こえる方を振り向く、そこには欠けた般若の面を被り、紫のベールらしきものを、 頭に掛けているスーツの男が居た、 無形神「あれ程、殺っても、殺っても、懲りないですね〜ぇ、しつこさを通り越してウザイですよ、、」 元子は仮面を掛けていようとその声は覚えていた、 元子「ふざけないで、あなた達のせいで沢山の仲間が殺されたのよ、それを殺した貴方が、 その様な態度取る気なの、」 無形神「取るね、、、あっさり殺られる奴等に興味は無い、その様な存在、経験値の元以外、 認識に無い、例えばそこの十人、、、、」 言葉が終ると同時に、無形神は元子の横を通り抜け後ろに居る十人に向け駆け出し、そして、、、 シュッッッッ、、!!!、、、、、、バサッッッッ!!!! 風が通り過ぎるような音が聞こえた、そして何かを鋭く切り裂く音が、、、 無形神「しまった、、、、つい力を入れてしまった、音は出さないって思ってたのに、、、」 無形神が残念がると同時に、十名の部下は喉元から血を噴き出し事絶えた、 無形神「さて、不粋な邪魔者も居ませんし、コレで気にする事無く、楽しめますね、」 無形神はナイフを逆手に構え、ナイフを持つ右手を前に来るように体を横に向け構える、 ナイフ使いの暗殺者特有の形である、 元子「許さない、貴方は絶対に許さない、敵討ちとかそんなの関係無い、貴方を殺すわ、、、」 元子は鞭を地面に降ろしたと同時に相手に向け、放った、 シュッ!!! 不意の一撃だったが、鼻先の差でかわされた、元子は追い討ちを掛けるかのごとく素早く鞭を振るう、 シュッサッッシュッッッ!!! 元子の鞭は前回よりも素早く鋭く放たれていた、だが当たらなかった、体に負担が来るのを無視して、 更に連続攻撃をかけてくるその連続攻撃おも無形神は避ける、元子は押していたが苦しい顔をしていた、 元子「このぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 鞭は放たれる、だが避けられる、それでも元子は諦めずに放つ、だが、、 無形神「残念、、、当たりませんよ、、、いい加減コレ、、、しつこいので、、、、」 ヒュッッッッ、、、、、、 元子の鞭は一瞬の中に何等分にも切り落とされた、 無形神「、、、、邪魔なんだよ、、、、」 無形神の面の欠けた所から覗く頬は明らかに笑っていた、 元子「この、、殺人鬼、、、」 無形神「だからどうした、、それぐらいで一々騒ぐな、、、、、、、フンッ、、、 得物を失ったぐらいでは、脅えんか、、面白い、、、それに、、、」 無形神は体を嘗め回すように元子を見た後、肩を揺らし少し笑った、 無形神「、、お前、、、『おぼこ』だろ、、、、、」 元子は呆気に取られた、、、いきなりそのような場違いな事を言われたのだ、 無形神「おや、、分からなかったようだな、処女と言った方が良かったかな、、、」 元子は顔を赤くして、慌てふためく、 元子「なな、、、、なにふざけた事、言ってるのよ、」 無形神「こちらはいたって真面目だがね、、、ふむどうやらその対応から言って、 当たりの様だ、クククククッッ、、、面白い、、、、これならば、、、、 是非、、、喰らわせてもらおう、、、これならば上質の贄や餌になろうて、 願い事など言わなくても構わんよ、、人ならば心の中に闇や願望があるのでな さあさあさあさあ!!!!、」 無形神が一歩、一歩、元子に歩み寄る、元子は本能的に危険を感じ後づさる、 それでもなお無形神は近付いてくる、元子は手を振り近付かせないようにしていたが、 その手は掴まれてしまった、 無形神「諦めの悪い邪魔な手ですね、、、、、邪魔なので省きましょう、」 そお言うと元子の肩の関節に手をやると、両手の間接を外した、 元子「グアッッッ、あぁぁぁ、、!!!」 元子は痛みで、のた打ち回る、その光景を無形神は見下したように見ている、 無形神「ほう、、痛いと言ってのた打ち回らない所は流石だな、、、まぁ、、 これで何も出来まい、早速、頂くとするか、貴様はどうよがるか楽しみだ、」 仮面の欠けてる所からは笑みがこぼれ、異様な雰囲気を放ち、歩み寄って来る、 元子は後ろに逃げようとした、だが後ろを向こうとした時に脇腹を思い切り蹴られ、 そのまま横向きのまま転がって倒れた、、、 無形神「逃がさんよ、、、君は私に負けた時点で私の玩具になったのだからねぇ、、」 遂に、元子は追込まれ、恐怖に脅え心の底からみずからの愛しき者の名を叫んだ!!、 元子「悪司ーーーーーー!!!」 元子がそう叫ぶと同時に目の前に居た筈のあの男が姿を消していた、何故なら、 そこに居る筈の無い人が居るのだ、影になって顔は見えなかったが元子は誰だか分かった、 ?「ようトコ、久しぶりだな、しばらく見ない内に大変な事になってるな、」 その人は私に向って微笑みながら語りかける、昔と変わり無く、 元子「ええ、痛ッッ、、、、悪司、、、、、」 あとがき 終れませんでした、、、、(汗)、、、次回までのお楽しみということで、、、、 さて、、、、今回、『濡烏の般若の面』というオリジナルのアイテムを作ってしまいました、 何故にナイトデーモン?かと思いでしょうが、あの場面で仮面を必要と考えてしまい、 普通の無地の白地の仮面では面白くなかったので、ちょっとしたイタズラ心で出しちゃいました、 今はまだどのような効果が出るのか考えていません(笑) それと無形神、、、完璧に悪党と化しちゃいました(大番長のOP曲歌ってるし、、) その分悪司がどこぞの二、三流の正義の味方の登場の仕方しちゃいました、、、、 本来、悪党属性のキャラなのに、、、、、、 とりあえず今回はここまで、、、、、 「次回、大悪司IF戦記、第8章[けじめを付ける、後編]です、こうご期待、!! |
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